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『寄り添う』って?

『寄り添う』


これは

私が人と関わる上で
大切にしていること。


もちろん気持ちの面で。



保育士として長く働き
今、教員になり

小さな子どもから
保護者の大人…祖父母の方々
今は18歳以上の学生など

とにかく幅広い世代の人と
関わる中で

とても大切だと
感じていることだ。



じゃあ…

例えば?
気持ちに寄り添うって?



…人はそれぞれ
事情を抱えて生きている。

その内容や重さは
その人にしかわからない。



人が聞いて
大したことがなく感じても

本人には重大な場合もあるから

簡単に『わかるよ』なんて
言っちゃいけないし



よく知らずに

『大丈夫!明るくいこう!』
『前向きになりましょう』
『元気出して』


なんて言っちゃいけない。

(全く同じ立場や経験があるなら別です)


[注:『明るく元気に前向きに!』は
本来とても素晴らしいことなのですが…
時と場合によって 言われて厳しい人も
いるということです ]



そして

事情だけでなく

人生には一人ひとり
いろんな波がある。

今、いい波が来てて
毎日楽しくて絶好調な人

不調が続いてどん底の人

苦しい中で努力しながら
なんとか1日1日を
精一杯越えてる人


などなど様々…



自分にも過去に
経験があるからこそ
わかるんだけど


自分の波が良い時…

葛藤している人や
何かを抱えている人の
気持ちは

『本当の意味』でわからない。



何故なら
自分が良い時期だから
毎日楽しいから。



もちろん悪気なんてない。
でも人間なんてそんなものだ。

『前向きに明るくいこうよ』
『いいことあるよ』
『きっと大丈夫だよ』


私も、他人に
そう言っていた時期があった。


…でも



違うよね。


抱える側の経験が増えて

沢山の人に出逢って
年齢を重ねていくうちに
わかってきた。



『寄り添う』

ってことの本当の意味。



たとえ相手を想う気持ちから
出た言葉だとしても

・自分の考えの押し付け
・相手の想いを遮る言葉


は、絶対言っちゃいけない。


まずは


相手の話を聴く。
黙って『傾聴』すること。


そして

もし、『?』と思っても
自分の考えと違っても
真っ向から否定はしないで



最後まで聴いてから

(人は、一番最後に
本音を話すと言われています)


どうしても伝えなければ
ならないことだけ
言葉を選んで伝える。





あと もしも

あまりにも自分には
理解出来ないことであれば


何も意見せずに
ひたすら聴いてあげるだけで


十分寄り添って
いることになるはず。



多分そこまで考慮して
話をしてる人は
あまりいないかもしれない。

そうしなければいけない
わけでもない。


だけど

誰かになにかを伝える前に
一呼吸おいて考えてほしい。


今のご時世 特に。


『寄り添う』ことで
誰かの命を救うこともある。



だから

私は学生に必ず伝える。



『まずは子どもたちに
そして、保護者に 寄り添える
保育者になって下さい。

ピアノが弾けなくても
製作が苦手でも

気持ちを大切に出来る保育を
してください。それが一番です。』



と。


そのために

私も学生に寄り添うよう
毎日努力している。

寄り添ってもらえる
あたたかさや安心感を
知ってもらわないと

人に同じことは出来ないから。




私もなかなかギリギリだけどw

遠くにいる家族や
あたたかい親友

やさしい学生達や
お世話になっている
整骨院の先生とかw

いろんな人が
寄り添ってくれるから
もう少しがんばれる。



いや、がんばらないと。w




最近…

『おちょやん』と『虹色カルテ』に
元気をもらいながら頑張ってるので😊🍀

貼っておきます✨



ドラえもんの言葉を信じて
明日もがんばろう。






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