2019年 現役フレンチシェフの副業事情
皆様こんにちは、こんばんは。
2019年も終わりが近づき、新年のオーラがギュンギュン漂う中、仕事もせずにキーボードをカタカタしているいつも通りの私です。
こんばんは。
私はいまからちょうど1年ほど前から副業について真剣に考え始め、適当に呟いていたTwitterも真面目に運用するようになりました。
このnoteも含め、TwitterやYouTubeなどなど普段から見てくださっている方々、本当にありがとうございます。
普段は淡々とレシピとかを投稿していますが、今回はざっくりとですが私の副業事情について書かせていただきます。
料理人で副業に興味がある方や、料理人として働いているけどなんとなく将来に不安がある、という方にもぜひ読んでいただきたいです。
2019年の活動内容
●ブログ更新数 70記事
●note更新数 9記事
●YouTube更新数 9本
●お菓子の製造販売開始
●webライター
(飲食店のブログ記事作成)
●飲食店のレシピ開発
主にはこんな感じです。
記事などの更新に関してはガチのブロガー方から見るとクッソ少ないと思います。
他にも副業を色々やっていたから…という言い訳はおいといてこの少なさは反省すべき点ではあると思います。
ただ、一応本業はシェフなのでブログに限らず
『副業が苦痛にならないようする』
『辛かったら休む』
『本業がおろそかにならないようにする』
というゆとりルールのもとやっています。
理由は継続しないと意味がないからという思いからです。
私はブログを始める前に色々な方の料理ブログを拝見しました。
その中には料理人の方がやっているブログもあり、内容も非常に面白いブログもありました。
しかしながら料理人の方がやっているブログは全てと言っていいほど放置されていました。
理由は私も料理人だからわかるのですが、
とにかく本業が激務なので結果が出る前に心が折れてしまうのだと思います。
実際私も何度かブログを長期に渡って放置していますし、YouTubeもクッソ放置しています。
しかしながらやる気が出たときだけでも記事を作ってなんとか継続させていれば、ちょっとずつですが数字は伸びていきます。
ブログ開設から2年半ぐらいたった今、総記事数はまだ130記事ほどですがなんとか続けた結果、少額ですが毎月収入がありますし、他の仕事に繋がったりもしています。
料理人ブロガーは普通のブロガーと違う
専業の方やガチ勢の方からは
『本業が辛くても死ぬ気でやらんと伸びねえぞ!』
と叱られそうですが、
普通のブロガーの方と違うのは私のやっていることはプロ用のレシピを作るための設備がいるということです。
つまり本業が嫌になって料理人を辞めたりすると副業も一緒にダメになってしまうのです。
もし料理人を辞めなくとも厨房を任されている立場じゃないと好きに仕込みをしたり撮影したりもできませんしね。
いまそれが当たり前にできているこの環境を大事にしたいのです。
なのでとにかく心のゆとりを持たせてストレスを減らして、細くてもいいから長く続けようと思ってこんな感じの働き方にたどり着きました。
(とはいえもうちょっとは頑張れたんじゃないか、そんなん甘えやんけ、という意見はNG)
これから副業を始める料理人の方へ
料理人だからといってレシピとか料理関係の副業をしなければいけないわけではないですが、料理人を辞める前提でなければ料理関係の副業をする方が先々で役に立つことが多くあるように思います。
ただのお小遣い稼ぎではなくて料理人としての活動の幅を広げるためにもやはり料理関する事を発信するのが一番ではないかと思います。
ブログやYouTubeにレシピを投稿できる環境がないのならばTwitterを頑張るだけでも意味はあると思います。
私もまだまだTwitterのフォロワーは少なく、インフルエンサーの方々のような影響力はないですが、ブログの宣伝すると多くの方が訪れてくれます。
自分のファンの方を多く作っておくといつか本格的に情報発信を始めた時のスタートダッシュの勢いがかなり変わってくるのでやっておいて損はありません。
そしていますぐに副業でお金を稼げるような環境にいなくともできることはたくさんあります。
今、例に挙げたSNSでフォロワーを集めるだったり、料理のマニアックな知識のインプットを多くしたり、本を読んでみたり…
まずは副業を始める前に
空いた時間を漠然と過ごすことをやめて、何かやることを決める
という習慣をつけるところから始めるといいかなと思います。
まとめ
たいして結果も出していない人間が偉そうに語ってすみません。
今回の内容をまとめると、
●本業あっての料理系副業なので無理なくする
●とにかくやめずに継続していれば少しずつではあるが収益は上がっていく
●休みや暇な時間を漠然と過ごすのではなく、先を見据えていまのうちにやれることをやることが大事
ということをこの1年で学びました。
終わりに
若い頃はがむしゃらに技術を磨くことに時間を使いましたが、25歳、30歳と年を重ねる事に、
『自分はこのままでいいのか?』
『死ぬまで料理をつくっているだけでいいのか?』
『このまま続けてちゃんと豊かな暮らしができるのか?』
などなど色々な葛藤や悩みが出てくると思います。
そうして悩んだ結果、30歳手前ぐらいで普通のサラリーマンになったり給食センターや大企業のチェーン店といった比較的安定した仕事に移る料理人の方を多く見てきました。
私も同じような葛藤をしたものの、日本トップクラスの社会不適合者である私はそこに踏み切れませんでした。
私は料理を自分で考えて作るのが好きです。
でも料理人という仕事は大変だから嫌いです。
でもお金も欲しいし休みも欲しいし楽もしたい。
そんなわがまま放題をいつか叶えるために私は副業を始めました。
自分のラボを持って料理を研究してそれを発信して収益を得る… それが理想の形です。
まああくまでも理想ですし、それはそれで飽きそうだなとか思ったりもする気まぐれっぷりなのでどうなるかわかりませんが、
【好きな時に好きに料理を作ってお金を得たい!】
という思いの元、2020年もぼちぼち副業を頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが改めて今年フランス料理ロドゥラの記事を見てくださった方、本当にありがとうございました。
この挨拶をするためにnoteを書いたつもりがクッソだらだらと文章をかいてしまいました。
年を重ねると話が長くなってしまうのですね。
また来年もどうぞ宜しくお願い致します。
2020年が皆様にとって良き年でありますように…(´・ω・`)
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