ボイストレーナーへの道 PART1

noteに初めて投稿するので
自己紹介も兼ねてボイストレーナーになるまでのことを書いてみようかと思います。

ボイストレーナーになる方は
大抵が、ボーカリスト、もしくは声楽家、劇団、俳優、MCなど、声に関する仕事についてる方もしくは、現在これらの職業についてる方が多いと思います。

私はどれにも属していません。
たまにライブをしたりしますが、これは自分の経験値を上げるため、そして生徒さんに教えるのに必要なのでライブをしています。

私は全てがボイストレーナーになられた方と逆で現場を踏む前にボイストレーナーになりました。なので後にだいぶん悩まされることになりました。

ここから少し長くなりますがボイストレーナーになるまでを幼少期から振り返ってみようと思います。

小さい頃、母に「好きな絵本を持っておいで」
と言われたら必ず、童謡の歌の歌詞と譜面が載ってる絵本持ってきて母に歌ってもらったり、一緒歌ったりしていました。

兄もいたので絵本は沢山あったのに...。

私の歳には珍しく童謡は結構知ってる方だと思います。

桃太郎や一寸法師、金太郎も絵本でなく歌を歌ってもらったりしてました。
なので読み聞かせてもらった記憶がありません。何個は読み聞かせも覚えてますが歌の方が圧倒的に覚えています。

そしてお風呂に入ってる時もおもちゃで遊ぶのではなく両親と歌ってたり、それのフリを何となくつけて振りをつけて歌ったりしていました。

幼稚園に上がる頃、ヤマハに通いエレクトーンを弾いたり、合奏したり、歌ったりしていました。
そして小学6年生では鼓笛隊に入って、トランペットをしていました。
この頃から声は人より大きく、一番後ろの席でみんながガヤガヤしてたら、私が先生に注意されるみたいな。
二階の廊下で話してたら、「一階まで聞こえてたよー」なんてよく言われてました。
それは一般的によく通る声と言われる声でした。その当時それが自慢でした。

中学生になるとみんなで歌ったりというのを
みんな嫌がりますが、
私は校歌でも、君が代でも歌うのならとしっかり歌っていました。声を出して歌うのが好きだったんだと思います。
上手いという意味ではなく、「そんな大きな声で歌うの?」って目で見られていました。
そして
産休の代わりに来ていた音楽の先生が
合唱のパートを決める時「今回はアルトだけど、歌やるならあなたはソプラノだよ!」って
言ってくれました。
のちの私自身の進路に影響するなどこの時には思いもよりませんでした。
この言葉がなければきっと私はこの職場にはついていないと思います。
今思えばこの歌を目指したらという意味では
なかったんでしょうけど...
この続きは次回に掲載します。