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甘さを感じたコーヒーとの出会い

学生時代から大好きで飲んでいたコーヒーですが、当時のコーヒーの印象って苦みが強いのがあって、それが苦手な時はミルクを入れてカフェオレやカフェラテで飲むようにするものだと思っていました。

それを180°覆したのがOBSCURA COFFEE ROASTERS さんで行われたカッピングイベントでした。

このお店のコーヒーは僕の人生を変えたきっかけのお店でもあります。

まだこの記事を見られてない方は一度読んで見てくださると嬉しいです。


カッピングとは

カッピングは簡単に言うと、コーヒーのテイスティングのようなものです。

本来はコーヒーの品質を評価するために行うもので、原産国でコーヒー豆の買い付けを行う際にこのカッピングで評価を行い、点数が高い豆は高値で取引されることがあります。

このように評価をするのではなく、純粋のにコーヒー豆の味の違いを知るために全国各地のコーヒー屋さんでカッピングのイベントを開催しているところがあります。

広島でも、以前このOBSCURA COFFEE ROASTERSさんでカッピングイベントが行われていたので、参加させていただいていました。

(現在は行われていません。ご注意ください。)


初めてコーヒーの味の違いに気付く

このようにたくさんの豆を一度に飲み比べます。

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しかしながら、コーヒーを全部飲むわけではなく、スプーンで一口ずつ飲む感じです。

現在は、新型コロナウイルス対策にて方法が変更されているので、これに関しては改めて記事を書かせていただき、カッピングの方法についてはこの記事では割愛させていただきます。

コーヒー豆の産地には、エチオピアやルワンダ、ケニアなどのアフリカの国やグアテマラ、ニカラグアなどの中南米、ブラジルなどの南米、さらにはインドネシアや東ティモールなどの東南アジアなどの原産地があります。

コーヒー専門店では、産地ごとに収穫されるコーヒーの中でも、特に品質の高いスペシャリティコーヒーと言うものを使用しています。

先ほどのカッピングで高得点のついた、より品質のいいコーヒー豆たちです。

このスペシャリティコーヒーは、産地ごとや農園ごとに味が全く異なります。もちろん焙煎によっても異なりますが、僕はこの「産地によってコーヒーの味が違う」ということを、ここで初めて知りました。

ブラジルのコーヒーは、普段僕たちが飲んでいるコーヒーによく使われていますが、苦味が少なくてバランスが良くて飲みやすい。

ケニアのコーヒーは、トマトのような酸味を感じて後味がすっきりしている。

グアテマラはチョコレートのような甘さを感じる。

など、スイーツやフルーツのフレーバーを感じられるコーヒーたちなんです。このように表現することがあるのですが、その中でも僕が衝撃を受けたのがエチオピアでした。

イチゴのような甘さを感じで、全く苦くなかったんです。

僕の中でコーヒーは苦いものと言う概念があったのですが、それがひっくり返りました。衝撃です。

これをきっかけに、コーヒーの味の違いを知りたくなり、いろいろなコーヒーを飲むようになりました。


こうやって僕自身、コーヒーにハマっていきました。このイベントがなければコーヒーの味の違いを知る事はなかったし、追求しようと思う事はなかったと思います。

僕にとって、本当に重要なターニングポイントになりました。

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