コロンビア_塩の天使【ラテンアメリカ_写真で一言 no.1】

画像1 岩の台座の上に鎮座する天使の像。礼拝堂の一角にある像は、岩肌の茶色とのコントラストでより一層白く輝いていた。 コロンビアの首都ボゴタから二時間弱、シパキラという小都市にある「塩の教会」は、自然の塩の洞窟内に作られた教会である。白く重厚な巨大十字架を誇る大聖堂で有名だが、青や紫のLEDで照らされるファンタジックな十字架に負けじと、シンプルな白い光の当てられる天使に、妙なリアリズムを感じてしまう。信仰心を持つ人々と、ただの観光客。その両者を見分けるため、監視しているかのようである。

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