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最近見たVtuber関連のなんだかんだ雑感(~2021/09/12ぐらいまで)

今週もとりあえず気になったVtuber関連の話題を色々と。

今回は各事務所別に書き分け出来なかった、いわばごった煮仕様となっておりますので、主に心の広いフォロワーさん向け記事かなと思ってます。


ただただ勢いが驚異的なグラ×カリオペのKING

歌ってみた動画公開からの伸びがすごい、という話題はこれまでもよくしてきましたが、今回のペースはこれまでの比じゃないかもしれません。

ホロライブEN所属、Gawr Gura(がうる・ぐら)のチャンネルで公開中の「KING / Gawr Gura x Calliope Mori (Cover)」が動画公開から10日経過時点でなんと早くも500万再生突破。

初動時の伸びも凄かったのですが、再生数の伸びが10日経った今でも未だにデイリーで30万以上と、他のホロライブメンバーのオリジナルソング系歌動画の初動並みの伸びを維持していることに、ただただ驚いています。

Gawr Gura自身のチャンネル登録者数の伸び幅の方も月に10万以上のペースで相変わらず伸び続けていますが、果たしていったいどこまでこの勢いは続くのでしょうか?


最近読んだWEBメディアのインタビュー・コラム記事

今週読んで面白かったWEBメディアの記事をいくつか。

こちらはexciteニュースエキレビ!」に掲載された、にじさんじ所属のバーチャルライバー静凛の、9/11、Zepp Nagoyaでの初めてのソロイベント『Rin Shizuka Solo Event “Recollection”』に関連したインタビュー記事、前後編。

インタビューは、活動内容とイベント開催経緯について語られた前編、豪華なライブパートのゲストたちに触れた後編と、それぞれ面白い内容になっています。

一方こちらは最近コラムの豊富なRealSoundテックから、同じくにじさんじのバーチャルライバーえるについてのコラム。

タイトルにもある「多彩な声色」をキーワードに、配信時トークの巧みさやRain Dropsでの歌声などに話題を展開した面白いコラムでした。個人的には「積み重ねてきたAPEXプレイ配信は400件を超えている」という表記には、そんなに?と、ちょっとビックリもしました。


ちょっと心配なにじさんじの犬

とりあえず一番最近個人的に心配な話。
体調面で問題がある、とかでなければいいのですが。


2年目を迎えるVtuber運営企業各社の誹謗中傷対応

続いて、こちらはいよいよ本格化してきたVtuber運営企業各社の誹謗中傷対応に関する話題。

昨年の9月にそれぞれ誹謗中傷への対応発表を行っていたANYCOLOR株式会社カバー株式会社が、今回共にこれまで公開してこなかった誹謗中傷等への対策活動実績報告を初めて公開

これにより各企業がどれだけ誹謗中傷対策を行っているかが、ある程度視聴者にもわかる形になったと思われます。

ちなみに、今回ANYCOLOR株式会社は「攻撃的行為及び誹謗中傷行為対策チーム」設置開始から1年の実績を公開、カバー株式会社は対策期間については明記無し(ただし和解金支払いのあった案件については終了時期を明記)となっていますが、

この期間実績の公開タイミングについては、例えば業界大手YouTuber事務所で同様の取り組みをいち早く行ったUUUM株式会社でも、公開期間が2ヶ月おき、8ヶ月おきとまちまちだったりするので、今後も定期的に期間実績の公開があるのかどうかはちょっと予想がつかない部分だなぁと感じています。

また、プレスリリースではANYCOLOR株式会社は「約90件」、カバー株式会社は「2件」の誹謗中傷に対応したとの記載がそれぞれありましたが、どの程度の対応を取ったものを「1件」とカウントしているのかは、数字から見るに各社毎の基準に違いがありそうですし、単純な対比も難しそうです。

何にしても、今後とも活発な活動を期待したいです。

それと上記とは少し別の話題になるのですが、ANYCOLOR株式会社はつい先日、twitterに「ANYCOLOR攻撃的行為及び誹謗中傷行為対策チーム」アカウントを設置する、という新しい試みを始めました。

こちらのアカウントからは今のところ、「アカウントのプロフィール画像にライバーの画像や二次創作画像を使用しているアカウントへの注意喚起」や「ライバーへの誹謗中傷ツイートへの注意喚起」が行われているのを確認しています。

こういう地道な活動で、少しでもVtuber界隈が平和になると良いのですが。

ちなみに以下は昨年の各社対応に関する記事です。一応貼っときます。

「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」案件話

続いては、全然毛色が違いますが一個気になった話題を。

なんと、ファンタジア文庫から発売のライトノベル「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」の主人公心音淡雪と、ホロライブ3期生宝鐘マリンのコラボが実現。

今年5月に公開以降160万再生され話題になった配信風宣伝用動画での心音淡雪のCVが声優の佐倉綾音だったことを考えると、本企画もプロモーションで有名声優とVtuberが共演するという「最近たまに見るシチュエーション」にはなるのでしょうが。

そこで「有名声優 対 Vtuber」ではなく「声優演じるVtuber 対 Vtuber」という構図が生まれることには、ちょっと一風変わった面白さが出てきそうな気がして、そこが少し楽しみです。


VOMS Project 新メンバーデビュー発表

ついにやってきたVOMS Project 新メンバーの追加。

5月に始まった募集からさまざまな選考の結果、新たに2名のメンバー「羽渦ミウネル」「大門地リューゴン」のデビューが決定したという事で、非常に今後の展開が楽しみになってきました。

ちなみにデビュー配信は9月末頃予定とのことです。


Vtuberと千葉県警と「全国フェミニスト議員連盟」

あとはVtuber関連だと、今週世間的に話題になったこちらの話も。

7/17にプレスリリースが出された、株式会社Art Stone Entertainmentの運営するVtuberグループVASE(ヴェイス)に所属する千葉県松戸市ご当地VTuber「戸定梨香(とじょうりんか)」が協力した松戸警察松戸東警察の交通安全啓発活動動画が全国フェミニスト議員連盟の抗議で9/10に削除された件について。

こちらについては、今後どういう風に問題が展開していくか次第で、Vtuber全体の案件の是非や、今後のありかたに関わる部分があるような気がしていますので、その推移を注目しています。

現在のところtwitterなどでは、Vチューバー起用は女性蔑視とする「全国フェミニスト議員連盟」の抗議が不当だとして、ネット上では多くの反対の声が上がっているような状況です。

その声の勢いにはなかなかのものがあり、以下のサイトで募集されている議員連盟宛に抗議するキャンペーン活動には、なんと既に3万人を超えるオンライン署名が集まっています

個人的な意見としては、twitter等で現在「全国フェミニスト議員連盟」と検索すると予測変換の一番上に「全国フェミニスト議員連盟 タリバン」と出てくるほどに極端な比喩をして抗議をする一部twitter民の心情には、さすがに添いかねる部分がありますが。

少なくとも「全国フェミニスト議員連盟」が千葉県警に提出した公開質問状に記載されていたように「ご当地Vtuber 戸定梨香」の存在を「女児を性的な対象として描くキャラクター」と定義し、「採用することは、性犯罪誘発の懸念すら感じさせるもの」と述べている点には流石に極端さを感じます。

少なくともこの交通安全啓発活動動画で性犯罪を誘発するようなポイントがどこにあるのか私にはさっぱりわかりませんでしたが、皆さんはどうお感じになったでしょうか?

なりたい自分になって、いろいろな人と交流、情報発信することができることが魅力の一つであるVtuber。

その全体の活動が、なにもかも一律に「性的で公共の場にはふさわしくないもの」という極端な制約を受けない為にも、この件はぜひ穏当な着地点を迎えてほしいものだと思います。

今日はこの辺で。


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