85%の女の子に向けて、長尾景が麻雀をアイドルとかで説明する姿が面白かった

タイトルで8割がた内容を説明しているような気もしますが、4/12に配信された長尾景の麻雀配信『【雀魂】景成長痛【長尾景/にじさんじ】』が、とにかく妙に斬新な内容だったので、ご紹介を。


この配信は、先日開催された「神域リーグ2024ドラフト」で「チームヘラクレス」での参戦が決定した、にじさんじ所属の長尾景が、自身の視聴者層に向けてあらためて麻雀というゲームのルールを説明する、という内容だったのですが。

本人いわく「女の子率が85%」の彼のファン層に対して、どうやって「未経験者に麻雀ってゲームを優しく説明するか?」という問題に、この配信で彼が取った手法が、

「『麻雀』を痛バ作り、アイドルユニット、オーディション、にじさんじなどのオタク知識に例える」

という、ものすごく特定世代にだけぶっ刺さるような、逆に麻雀おじさん達はちょっと戸惑うような方法だったのが、妙に可笑しかった配信でした。



ここで内容のちょっとした例をあげますと。

・麻雀はガチャ(ツモ)をひたすら回して缶バッジ集めて痛バ作るゲーム
 ただしあなたの痛バにカスタムできる缶バッジは14個まで

・VΔLZとボルタとクロノワとヒーローズ集めましょうみたいなのが役
 VΔLZ集めたらVΔLZボーナス、みたいなユニットボーナスがあるの

・国士無双の痛バはにじさんじSEEDs1期生と2期生を全員揃えるようなもん
 フェスでガチャ回して全員揃えるとか大変だろ?

・長尾プロダクションではソロ活動で売れてない子(ういている牌)は
 解雇しないといけない

・チー、ポン、カンは他の友達の痛バから缶バッジ盗む行為なので犯罪です
 初心者はやると勝てないのでしなくて大丈夫

・ツモはスカウトボーナス、ドラはシークレット枠のサイン入りグッズ

……などなど。

とにかく終始この配信では、比喩の良し悪しはさておき、長尾景の言語化能力の高さと難しい要素をかみ砕いて説明する能力の巧みさには、本当に終始感心させられました。



そういえば以前、実況パワフルプロ野球というゲームを使った、「にじさんじ甲子園」という箱企画の開催前の時期にも、長尾景は「野球のルールを知らない人に最低限の知識を説明する」講座的な配信をやっていましたが。

とにかくこのような「今さら誰に聞いたらいいのかわからない」と視聴者が思いそうなコンテンツの初歩的な事柄について、ちゃんとその場その場でフォロー的な動きを出来るというのもまた、長尾景というライバーの凄いところ、という気が個人的にはします。



今後「神域リーグ2024」に参戦し、確実に麻雀配信が増えることになる長尾景ですが、果たして彼はどんな麻雀を見せてくれるのか?そして彼に麻雀を教えられたファン達は、彼の麻雀配信枠にどんなコメントを残すのか。

色々と今後も楽しみだなと思います。

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