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【150人で】Virtual to LIVE【演奏してみた】他、を見て「にじさんじの魅力」を改めて感じたような気がした

つい先程twitterから、「どうしようもなく今を生きてる」ファン有志達、その数なんと150人によって開催された、にじさんじの5周年を祝っての非公式演奏企画『ど今生オフ』による「Virtual to LIVE」「Wonder NeverLand」2本の演奏動画がUPされているのを知りまして。

今、一通り視聴したのですが、なんというかすごく楽しそうで、かなりうらやましい気分になりましたので、ご紹介しておきます。

動画を見た感じだと、オーケストラと呼ぶには各楽器の編成数がちょっと偏っているような感じこそするのですが、年齢も性別も問わずたくさんの人達が集まって、みんなが思い思いに自分の好きなライバーをアピールしながら、全員でまるで文化祭の一イベントのように一つの物を作り上げている様子には、どこか懐かしさすら感じる、不思議な視聴感がありました。

未視聴のにじさんじファンの方には、是非2本とも視聴していただきたいなと思います。

とても素敵な演奏でした.。


なお、この動画がUPされているチャンネル「ゴリラのあそび場」さんには、Rain Drops関連楽曲を演奏している『雨粒オフ』の動画も複数ありますし、

またこの企画に参加されている方が参加している別企画「Maple Sounds吹奏楽団」では、先日デビュー5周年を迎えた樋口楓のファンメイド楽曲メドレー動画なども公開されています。

気になる方はそちらにもぜひ足を運んでみてください。



さて、以下は個人的な余談になりますが。

私にはこの『ど今生オフ』の2本の演奏を聴いたときに、一つ思い出したことがありました。

それは、ちょうど「Wonder NeverLand」が発表された時期の、今からさかのぼること2年前に開催されたイベント『にじさんじ Anniversary Festival 2021』について、WebメディアのRealSound誌が掲載したとあるコラムのことについてなのですが。

その記事を書いたライター杉山仁氏は、そのコラムの結びをこんな風に書いていらっしゃいました。

 改めて振り返ると、同じイベント内のライブにもかかわらず、この前夜祭公演と東京リベンジ公演は雰囲気から内容まで大きく異なっている。それはオンラインのみで開催された他の企画に関しても同様で、それぞれに統一感があるようで特になく、けれども共通してワイワイ楽しそうな雰囲気は共有していることが、にじさんじの魅力の核にあるものなのだろう。その雰囲気は、にじさんじの代表曲のひとつ「Virtual to LIVE」を提供したkz(livetune)が3周年に際して提供した新曲「Wonder NeverLand」の歌詞にも〈今日もどこかを目指してく/違う歩幅で目指してる〉という言葉で表現されている。バラバラな個性が集まって、時につまずいたり転んだりしながらも日々を生きる青春の集合体のようなもの――。にじさんじの魅力はそんなところにあるんじゃないかと、改めて感じた2公演だった。

RealSound、2021.3.15掲載記事「にじさんじは、バラバラな個性による“青春の集合体”だーー『にじFes 2021』に感じたこと」より


統一感があるようでない」「共通してワイワイ楽しそうな雰囲気を共有」バラバラな個性が集まって、時につまずいたり転んだりしながらも日々を生きる青春の集合体」

私はこのフレーズが、今回の『ど今生オフ』の演奏とその魅力にもそのままあてはまるような、そんな気がしました。

そしてそういう視点から見ると、この今回の『ど今生オフ』ほど、にじさんじらしさのあるファン企画もなかなか無かったんじゃないか?なんてことも同時に思ったりしました。



あと、この『ど今生オフ』の2本の動画については、余談をもう一つ。

この2本の動画ですが、現在たくさんのにじさんじライバーからの反応や感想ツイートなどが寄せられているようです。

そんなライバーさん達の多くの反応の中、私が個人的に一番好きだったのは「Wonder NeverLand」の動画に直接コメントされた、元NIJISANJI KR出身のライバー「セフィナ / Seffyna」のコメントでした。

そこにはこんな風に書いてありました。


「にじさんじ」って実はみんなが一つになれる魔法の言葉かもしれません
素敵な演奏をありがとうございます

YouTube【150人で】Wonder NeverLand【演奏してみた】【 #ど今生オフ 】コメント欄より


このコメントは、にじさんじの持つ魅力の一面を、とても簡潔でありながら実に的確に美しく表現した、とても素敵な日本語だと思いました。


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