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2022/03/09のVtuber達がカバーする、28年前リリースの名曲「今夜はブギー・バック」

1994年3月9日にリリースされた楽曲「今夜はブギー・バック」。
原曲はミュージシャン・小沢健二と、ラップユニット・スチャダラパーによるコラボレーション楽曲です。

今年の2月5日からオンエアされているサントリーチューハイ「ほろよい」のテレビCMで、tofubeatsの「水星 feat. オノマトペ大臣」と組み合わせてアレンジされた楽曲が流れていることなんかもあって、何となく聞きなじみのある方も多いのではないかと思われるのですが。

そんな「今夜はブギー・バック」をカバーしませんか?というツイートがCMの公開日と同時期に、原曲を歌っている小沢健二氏のtwitterでなされていました。そのツイートがこちらです。
(一部分のみを取り出しての引用はお控えください、とのことなので、ツイートを直接貼っています。)

そしてそのツイートに応えるようにいろんな方が、楽曲のリリース日の3/9に「今夜はブギー・バック」のカバーであったり、歌詞の刺繍であったり、マリオメーカーで音源を作ったり、漫画で表現したりといった、いろんなことをやってはtwitterやYouTube、Instagramなど様々な媒体で公開していまして。

その様子を小沢健二氏と、スチャダラパーの皆さんが「3月9日ブギーバックカバーまつり」と銘打ってリアルタイムでコメントする、という催しが行われていました。

そして、その「3月9日ブギーバックカバーまつり」の中に、Vtuberからも参加楽曲があり、ご本人様たちにもコメントで取り上げられていたりしたので、今回はそちらをちょっと個人的な記録がてら、ご紹介してみようかなと思います。
だいぶ前置きが長くなりました。


『今夜はブギー・バック [Boys&Girls remix]/コーサカ(MonsterZ MATE)、緑仙、Yaca、DJ WILDPARTY』

MonsterZ MATEコーサカ緑仙Yaca(ワニのヤカ)というなんだかすごいVtuber達の組み合わせの歌ってみた動画。

書き下ろしのリリックに原曲へのリスペクトがとにかく凄いのと、男声ボーカルのソリッドな聞き心地のせいか映像が静かな雰囲気なのに歌声が妙に鮮やかというか彩り深いのがとにかく印象的でした。

カッコいい歌ってみた動画です。


『今夜はブギー・バック - 小沢健二 featuring スチャダラパー|covered by somunia × 龍ヶ崎リン』

こちらはsomuniaと、龍ヶ崎リンの声質がだいぶ違う2人が歌うカバー。こちらのトラックとMIXにも、先程の曲に参加していたYacaの姿があります。

小沢健二さんもリアルタイムコメントで「気持ちいい!」と紹介時には書かれてましたが、とにかく透明感を感じたカバーです。
ラップパートで特に2人の声質の差が際立っているのも印象的です。お互いに唯一無二感がすごくある、いいコラボだなと思います。

個人的には、どちらのコラボカバー動画も所属事務所(バルス、Ficty、ANYCOLOR、774inc.)の違うVtuberの面々が集まっているところなんかにも面白みを感じたところでした。
とりあえず「3月9日ブギーバックカバーまつり」で取り上げられたVtuberの動画はこの2つです。


あとは余談気味ですが、この3月9日にはVtuberの「今夜はブギー・バック」関連でこんな切り抜きも上がっていて興味深かったので、こちらも合わせてご紹介しておきます。

今夜はブギー・バック - 小沢健二 featuring スチャダラパー/月ノ美兎cover 【月ノ美兎切り抜き】

にじさんじ月ノ美兎の過去の歌枠「真夜中のウィスパーボイス縛り歌枠(ウクレレもいるよ!)【にじさんじ/月ノ美兎】」から、切り抜き編集された動画なのですが、非常に丁寧に編集されてやたら可愛い仕上がりになっています。
他の方の「今夜はブギー・バック」とはまた違った聞き心地なので、こちらもぜひどうぞ。


余談ついでにもう一つご紹介。

小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック(Cover) / KMNZ

こちらは3月9日UPの動画ではなく、ザッと数えて3年半前に公開の歌動画なのですが、「今夜はブギー・バック」という楽曲のYouTubeにあがっているカバー歌ってみた動画の中でも、およそ170万回再生以上という屈指の再生数を誇るVtuberrユニットKMNZの歌ってみた動画です。

上手いのも勿論ですがカッコよさと甘さが混在してるのがいかにもKMNZっぽい特徴でしょうか。この曲以外のカバーもKMNZはいい歌ってみた動画がホント多いです。


といった感じで、今回は「今夜はブギー・バック」という楽曲とVtuber歌唱でちょっと自分本位にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

今回記事を書くにあたって調べた中では、他にも例えば、歌枠でホロライブ白銀ノエルが歌っていたり、今は解散してしまったエイベックス・ピクチャーズの言霊少女プロジェクトでやたらMIXに疾走感のある「今夜はブギー・バック」が向田らいむヴィルヌーヴ千愛梨のコンビで歌われていたりと、色々と発見はありまして。

その全体を通して、「色々なVtuberが歌う同じ曲の比較というのは、やはり面白いものだな」と今回は改めて感じました。

特に比較対象の多い「ヴァンパイア」や「KING」などの歌ってみた楽曲の数々の比較とは違い、ラップやメロウなメロディで比較した今回は、個人差が非常に大きくてVtuber好きとしては面白い発見がいくつもあったような気がします。

みなさんもたまにはこんな楽しみ方はいかがでしょうか?


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