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XR業界で活躍する若きクリエイター応援プロジェクト<第2弾>

こんにちは!
LATEGRA広報の松本です。
LATEGRAは、XRの最新技術を活用してリアルとバーチャルを融合したエンターテインメントを制作、プロデュースしている会社です。

今日は、私たちの取り組みのひとつ「若きクリエイター応援プロジェクト」の第2弾!東放学園専門学校さまとのお取り組みをお伝えしたいと思います。
※第1弾はこちら


1.東放学園専門学校とは

東放学園様は、エンターテインメント業界で活躍するさまざまな分野のプロフェッショナルを育成する学校法人です。その中でも東放学園専門学校様はエンターテインメントをつくるプロを育成する学校で、以下の学科があるそうです。
・放送芸術科
・放送技術科
・照明クリエイティブ科
・テレビ美術科
・放送音響科

2.出会い

5年前のコンテンツ東京2018にて、東放学園職員の方とはじめてお会いし、そこから定期的に情報交換をさせていただいておりました。交流を深めていく中で、
・技術の日進月歩により、エンターテインメントの表現に無限の可能性があること
・将来の選択肢は多様であること(マスメディアだけでなくさまざまな分野で学びが活用されている)
・実践(ビジネス活用)を知ることで、学びへのモチベーションや深度が高まること


これらを伝えたいと感じました。そこで、LATEGRAの知見やノウハウを活用できないかと、協力をご提案させていただきました。

3.特別講義

まず今回は、放送技術科の映像表現ゼミに所属の60名ほどの生徒さんを対象に、XR技術やリアルタイムCGを学ぶ講義とARカメラを用いた実習の2部構成で行いました。

講義の様子。皆さん真剣な表情。

実習は、学校のスタジオへ移動。ARカメラを持ち込んで、実際にどのように撮影しているのかを見ていただきました。
まず空間を計算し、位置情報を取得。キャラクターを立たせる座標を決めるなど、ARカメラの基本設定をレクチャーしました。

空間の位置情報を取得
キャラクターの座標を決定
LATEGRAのヒノデちゃんがスタジオに登場
キャラクターが現実の世界と融合する仕組みを説明
スタジオがVR空間へ
カメラの仕組みをじっくり観察

ARカメラは特殊なものではなく、普段学校で使用されている放送用カメラにARシステムを取り付けたものなので、撮影において特別な操作などはありません。
逆に、LATEGRAが手掛けるARライブでは、プロのライブカメラマンさんがカメラを振っています。やはり、ライブの臨場感を出すのはシステム化ではなく、プロフェッショナル(人)のカメラワークだからこそだと思っています。学校で学んでいることは、ARやVRの世界でも活用できるのです。

4.生徒さんからの声

90分という短い時間でしたが、実施後のアンケートでは満足度100%と回答いただき、非常に嬉しく思います。
アンケートのコメント(一部抜粋)

「改めてAR、XRの凄さがわかりました。」

「XRやARの基礎的な事について、要点を絞って分かりやすく教えていただき多くの収穫がありました。」

「どのようにその場にキャラクターを立たせたり、カメラの視点を動かしたりしているのか知らなかったので、とても貴重なお話が聞けて満足です。」

「ライブでのARやVRを使った映像がどのような仕組みで作られているか知ることができ、また機材を触ることができとてもためになりました。」

「Unityについて知ることができ大変勉強になった。 カメラと信号の仕組みが分かってよかった。」

「これからの進路選択にも関わってきた」

「これからカメラマンの技術もエンジンについてもさらに学びたいと思った。」

「XR技術を用いて文化祭やこれからの学びに取り入れてみたい」

今回は基礎的な内容でしたが、AR、VRを実際に体験していただくことで、知っていた言葉がより具体的で身近に感じてもらえたのではないかなと思います。これをきっかけにXRに興味を持っていただき、学ぶことが楽しくなってもらえたら嬉しいです。

次回は1月、課外授業として「LATEGRA  CROSS DOCK XR STUDIO」でのモーションキャプチャ体験に来ていただく予定です。

5.教育関係者の皆さまへ

XRの知識はどの業界でも必要とされる時代になってきています。
長年、XR×エンターテインメントの業界に身を置くLATEGRA として、私たちが培ってきた知見やノウハウを、多くの人たちに還元し業界を盛り上げていきたいと思っています。
出張授業や課外授業、カリキュラムの監修など、私たちにご協力できることがあれば、お気軽にご相談ください!

▼お問合せ先
・ホームページお問合せフォーム(https://lategra.co.jp/contact/
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