色+季節=?
2020年10月19日。もう秋をとっくに通り越して冬のような寒さを感じた。
「青春」みたいに、秋にも色がついた言葉があるのだろうかとふと思った。
調べたらすぐ見つかった。「白秋」だそうだ。ちなみに夏は朱、冬は玄(黒)。
もっと調べてみたら、古代の日本では4種類だけで色を表現していたらしい。
青・赤・白・黒の4種。
それぞれが丁度季節に対応づいていることになる。
各色について、
青はまだ淡い・熟れていないものを指す、
赤はあかるいものを指す、
黒はくらいものを指す、
白ははっきりしたものを指す、
のだそう。
つまり、秋ははっきり。はっきりの秋。
季節だけで考えたら、秋は、確かに、明らかに、明白に、これから厳しい季節が来る事をはっきり告げているように感じる。
明白な黒がこれからやって来るぞと白状している季節。
実に男らしい。空模様は女心のようなのに。
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