【R02 一級建築士製図試験⑩】9月のこと
■TAC通学
8月末のTAC模試はそれなりの手応えを持って終えることができた。とはいえ、次の課題で大空間の配置で思いっきりやらかして、とりあえず書き上げるクソプランを作成した。
そのほかに駐輪場台数間違いや書き終えるまで動線配慮に気付かず(たまたま条件クリア)など、本試験だったらと青ざめるものもいくつかあった。それらをやらかしリストにまとめ、エスキスや作図手順を修正して再発防止に努めた。
この時期は特に『中間チェックの重要性』を痛感していた。最後のチェックはあくまで作図における書き漏れを探す時間、中間チェックは課題条件や要求室に漏れがないか探す時間、常に中間チェックを怠らないことか大事、焦ってすぐに記述にいかない。はやく作図を終わらせて、この苦しみから解放されたいと先を急いではいけない。
私の場合、思い込み、読み忘れ、読んだのに忘れが発生しやすく、思い込みは判断根拠を明確に持つこと、読み忘れ及び読んだのに忘れは目立つようにペンの色(オレンジ)変えて、雲マークで強調しておくことで対応していた。
■違和感はとても大事
この時期に感じていたのが違和感は大事だということ。製図試験において直感に頼ってしまうと痛い目に遭うことがある。
エスキス手順を確立したことと判断基準を明確にしたことで、直感は頭の感覚、違和感は頭と手の感覚ということがわかってきた。いつもと違うな、なんかおかしいなって時は一回止まって確認、なんもなきゃないで中間チェック出来てよかったってことにすることにした。
■第三者からの視点
資格研究会の予想問題は全部で3つ、色々情報が集まってくるのは②及び③かなと思い、①は問題を解くだけで、Twitter仲間のKさんと相互添削を行った。斜線を絡めた問題で確認出来てよかった。月末にやった②は添削に出してみた。
評価はランク1とよかったが、書き漏れもあり、第三者的な視点としてよかった。記述では地盤改良に言及しており、よい復習になった。
ウラ指導後半戦一発逆転模試は前半受けてみて、添削はいいかなと思い、エスキスまでやってみた。TACにはない癖の強い問題で判例としてやってよかったと思う。
■SNSの活用
Twitter添削は九月初旬に新たにT Tさんも加わり、課題提出前に写真を撮り、三人での相互添削を行なったり、情報交換を行っていた。宿題とかをふまえると二人分の添削が適量といった感じで、紙出力して通勤電車で座りながら、昼を食べながら、チェックしていた。この室とこの室を入れ替えたら、スッキリするとかそういう赤入れもしていて、プランニングの強化にもなったと思う。 あといつも面積計算間違えが毎回あってなかなか直らなかった。
みんチャレは全部で五人、通信の人もいて、相互添削というより情報交換が多かったかな。
Twitterでよその学校がどんな課題やっているのか、情報交換をしていた。TACに通学しています、書いた図面はこんな感じですをTwitterでつぶやき続けていると、いろんな人が声をかけてくれた。これは後々撒き餌と称されることとなる。どうも日建学院はユニットタイプを主にやっているとのことだった。TACはユニットとして独立させた課題はひとつだけだったので少し不安だった。そんな折にTwitterでTCさんからDMでおたがいの課題についてエスキスまでやって見せ合いしませんかとお誘いを受けた。
ただTACの宿題に相互添削、資格研究会の予想問題等々、手持ちのもので手一杯でせっかくのお誘いをお断りしてしまった。後々、この事について後悔することとなる…
さて次回、ついに本試験を迎えることとなる。本番当日になにが起きたのか、乞うご期待!
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