【黒歴詞#2】Crafted Logic

平然とした日常に ぽっかりと大きな穴が空いた
誰が悪いわけでもない ちょっとした自分のミスだ
やがてその穴は大きな海に繋がる 自分一人では出てくる水を防ぎきれない
遠くない未来、この波に溺れてしまうだろう

何でもない日常が途端に自分に牙を向く
日常は何も悪くない、変わっていない
自分が変わったんだ 危機的状況によって

To play? Be sleep?(遊んでみる? 眠ってみる?)
そんなもので誤魔化してみるけど いずれ波はやってくる
何も変わったりしないんだ その波を乗りこなす以外に活路はない



平凡と偽る日常に ぽっかりと小さな穴を開けた
誰かがそれを悪用した 勝手に穴が広がって行く
やがて洗脳でもされたかのように人々は 穴から出た波に流されて行ってしまった
遠くない未来、この世界は沈んでしまうだろう

考え出した逃げ道が自分の前に粗雑に並ぶ
進める道は一つだけ、変わってはいない
自分で決めるんだ もう時間はない

Let’s say? Be start?(叫んでみる? 始めてみる?)
まるで電脳世界の中のような心の中で 無限の道が立ち塞ぐ
全てを棒に振るな どこを進めばどうなるか考えろ

前に進めば後ろの人間が泣きを見る
横に逸れれば大事なものに気付けない
後ろを向けば全てが目の前から消えていく

全てが上手くいく道なんてない
無限に広がる進む道 その中から大事なものだけ見つけ出せ
常識を細工しろ この悪意に満ちた世界の中、自分の倫理観を疑え!




最近完結した長編小説『サイクロジック』のオープニングテーマとして高校生の頃に書いた詞です(とはいえ大体小説1冊分くらいの文量です)。
ちょびっとだけ出てくる中学生英語がひと昔前のアニメタイアップを軽視していた量産型ロックバンド感があって良いですね。あとこの時は完全にLogicを論理ではなく倫理だと勘違いしてます。

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