【黒歴詞#26】ロジック
視えない君の心臓を 捻り潰せないこの世界では
僕は僕で存在することができない
「壊してしまえ」なんて笑う君は 僕の世界を分かりはしない
人間を殺しても良い 罪にならない そんな世界を
君の心臓を掴んだまま 笑える そんなロジックを
僕にくれはしないだろうか
僕の世界では君の存在を受け入れることはできないんです
優しい世界で生きて 他の物全てを否定する君は 惨めで
だけどそんな君の世界を彩る人を羨む僕は もっと哀れで
願えれば上一行の歌詞を破り溶かして君を殺したい
他人と関わる僕はまた新しい世界が広がる
ほら言わんこっちゃない昨日までの僕が汚く見えてきて 描いてきた日記は
不要なページを切り裂いて 捨てた感情と供にゴミ箱へ捨てた
燃やしはしない 新しい世界から拒絶されたらしわをとかしてまた遊ぶから
一度否定した僕を君は笑う 僕は君をまたナイフで刺した
そうすることで また僕の世界は修復されていく
知らない僕の心情を良いことに君は世界を広げていく
君は君で一人の人間だったのを僕は思い出したんだ
「死んでしまえ」なんて呟く僕は今日も世界が黒く濁っていく
他人のために生きて よく学んで 楽しんで生きていこう
その世界について行けない僕は そんなセオリーを
捨ててしまっていいんだろうか
世界に住んでいる人口の差が「個性」だなんて僕は受け入れることはできないんです
誰にも理解されない僕は惨めで
成功者のタイムラインを羨む僕はもっと哀れで
願えれば世界をひっくり返して君を独りにしたい
憎まれながら生きる彼は僕のヒーローでほら言わんこっちゃない炎上したヒーローの世界を僕は次に引き継ぐんだ
絶望的な未来かもしれないが もうそれ以外の世界は選べない
逃げはしない 惨めだから 最後に勝ってから殺すんだ
一度死んだ僕は全てを利用する君への恨みさえも糧に
そうすることで 僕は君を殺すためのナイフを上手く扱えるように
戻れない一本道の世界で僕は
この思いを日記に書き留めるんだ
僕は自分の世界で生きていくその理由を忘れはしないために
人生のテーマをひもとくロジックを
捨てたセオリーを殺すために
僕は殺された世界の復讐のために
ナイフを研いでいるんだ
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