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はじめてのフィルムカメラ:どうでもいい感想編

皆さまこんにちは。水面んと申します。
唐突ですが、皆様写真は撮ってますか?
当然撮っていると思いますが、何で撮っていますか?スマホですか?

現代はスマートフォンでの撮影が主流ですよね。いつでもどこでも気軽に撮影することが出来て便利です。あまりにも気軽に撮れるもんだから自撮りなんかしてSNSで承認欲求を満たしまくってる方もいますよね(悪いとは言っていない)。

そんな、手軽に・綺麗に・簡単に、が主流になったコスパ・タイパの時代ですが、かつてフィルムカメラと呼ばれるアナログな方法で写真を撮影できるカメラがあったことを、2010年以降に生まれた皆さんは御存知でしょうか。

ちなみに、本noteではフィルムカメラとはなんぞやということは語りませんというか今回初めて真面目に触ったので語ることができません。かつて、フィルムと呼ばれる謎の物体を装着できるカメラが存在して、シャッターを開くことでそれに光を照射し、その後フィルムを謎の液体に浸してなんやかんやすると写真が出来る、というクソめんどくさい時代があった、という認識で良いでしょう。

そんなフィルムカメラをひょんなことから入手したので写真を撮ってみた、というただの記録記事です。読んでも良いことは無いです。写真は撮影編にあります。


カメラ入手&爺ちゃんとの思い出編

私はクソ現代っ子であり、効率を求めまくる人間だと思っています。面倒なことも楽しもうみたいな思想は唾棄すべきものだと感じているほどです(言い過ぎ)。

そんな私ですが、先日帰りたくもない実家に帰り、紆余曲折あって実家の荷物を整理しまくっているときに、如何にもカメラと言う感じの見た目の物体を見つけました。

写真・カメラ好きな皆様ならご存知のLeica M3です。とにかくクソ有名なフィルムカメラです。とにかくググってください(投槍)。
親父に聞くとこれは死んだ爺ちゃんのものだそうです。うちの家族は常に刹那的に生きているため、過去を顧みません。なので、写真なんか撮らないので、このカメラは爺ちゃんの死後、長い間実家に眠っていました。

私は多少のカメラの知識(デジタルカメラだけど)があったので、シャッターを切ったりして動作確認をしてみるとどうやら動くようです。
このカメラ、今でもマニアがたくさんいるので、売ってしまえばそれなりの価格になります。
そういう企みもあり、親父に「このカメラ貰っていいか?」と聞くと、「要らねえからやる」とのことでした。
物の価値がわからない、というのは本当に悲しいことですね。売れば多少は懐も暖かくなるだろうに…と思いつつ、ただで貰えるんだから貰って、あとは売ってやると考えました。

とはいえ、有名なカメラです。レンズはズミクロンというやつでこれまた良い奴です。このまま売っぱらうのもなんだか死んだ爺ちゃんに申し訳ないような気もしました。

爺ちゃんとの思い出なんか全然ないけど。ああ、そういえばあったわ。小学生低学年のころ、爺ちゃんちに行ったら、良く消える消しゴムとか言ってその辺に売ってる消しゴムもらいました。
まあそんなことはどうでもいいですね。私はよく話が脱線するんです。

てなわけでクソめんどくさいと思いながらフィルムを購入し、セットしようとしました。そしたらセットの仕方が間違えてたみたいで、駄目でした。この写真は間違えて発狂していたときのもので、よく見ると床にゴミが落ちているのが見えますね。本当に情けないです。
半狂乱の状態でなんかフィルムをセットできたので、色々撮影してみました。

なお、このカメラ、露出計が付いていません。露出系って何?変態な写真や動画のこと?という人もいるかもしれません。
残念ながら変態な写真や動画のことではありません。Wikipediaさんによると

露出計(ろしゅつけい、Exposure Meter )は、写真や映画の撮影において光の強度を測定し、設定すべき露出値を割り出すための機械である。露出計で光の強弱を測ることを「測光」と言う。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%B2%E5%87%BA%E8%A8%88#:~:text=%E9%9C%B2%E5%87%BA%E8%A8%88%EF%BC%88%E3%82%8D%E3%81%97%E3%82%85%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%84,%E3%82%92%E3%80%8C%E6%B8%AC%E5%85%89%E3%80%8D%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%81%86%E3%80%82

ということです。まあ要するに適切な光の量を測るための機械がついていません。しかし、現代はスマートフォンがあります。スマホで適切な露出を計算することができるので、フィルムカメラで撮影する前に被写体にスマホを向けて適切な設定を調べるという二度手間をやりました。
本当にめんどくさかったです。

撮影編

なんかもうまたnote記事を書くのがダルくなってきました。なので飛ばしながら書きますね。
撮影と言っても、部屋はゴミだめだし、試し撮るものもありません。なので神奈川県の最南端である三浦市までドライブがてら行ってきました。それでも36枚撮りきれなかったので近所を散歩して撮ってみました。
以下はその写真の一部です。

こんな感じです。他にもありますけど面倒なのでのせません。
ちなみに現像とデータ化は桜カメラさんにお願いしました。大変リーズナブルかつ迅速に作業を行ってもらえました。おすすめです。

感想編

今回初めてフィルムカメラをちゃんと触って撮影してみました。露出がわかんなかったり、ISO感度を変えられなかったり、不便極まりないと思ったんですけど、出来上がった写真を見てみると、なんだか言葉に言い表せない味があるんですよね。
それは例えば、フィルムカメラ特有の色味だったり粒状感とかもそうなんですけど、それ以外にも撮った瞬間が鮮明に思い出せるみたいなそんな不思議な感覚を与えてくることを言ってます(キモ発言)。

何気ない被写体に対して、色々考えながら撮らないといけないわけですよねフィルムカメラは。そうすると1枚1枚に対する愛着というか撮った場面を思い出すことが出来る、そういう効果があるなあと感じました。
効率大好き人間ですが、たまにはこういう面倒なことをやってみて、一人でウフフと楽しむのも良いのかもしれない、そう思った次第です。

ということでこのフィルムカメラ、売るのはやめます。
爺ちゃんの代わりにしばらくこれで撮影してやろうと思いました。
地獄にいる爺ちゃんも喜んでくれるかな。
でも飽きたら売りますね。欲しい人はご連絡ください。

ということではじめてのフィルムカメラ:どうでもいい感想編でした。
なんかもっと感動巨編にするはずだったんだけどな。
僕には文才が無いみたいです。

それではまた。 


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