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世紀のホルン奏者

みなさん、こんにちは。
Laskey@Photographerです。

今日は趣味でやっている音楽の話し
を少々。
縁あって、ホルンと言う楽器を吹いて
います。
吹奏楽で約10年。オーケストラで
約30年吹いて来ました。
その間にプロの先生に何度か師事も
しました。本業の写真は音楽のように
体系たてて長年学ぶ機会は無くて、
いつのまにか仕事になってたのは
皮肉。

コレだけ長く一つの楽器をやっていて
も、プロにはなれません。
アマチュアとプロの間には音楽に対す
る理解と、演奏技術にれっきとした
差があるのです。
ある程度プロ並みに演奏出来る人。と
言うのは少ないけど居ます。しかし、
それでもメジャーのプロにはなれない
険しく、狭き門。と言うのが実情。

そして、このホルンと言う楽器ですが
、ギネスブックに木管はオーボエ。
金管はホルンが一番演奏が難しい。
と認定されています。

ホルンは管が長いので、倍音と言って
一つの音を出した時に自然に共鳴(
正しくは違うかも)する音が多く、
コレが多いほど豊かな音に聞こえます。
そして、管が長いせいで出そうと思っ
たのと違う近接する音が出やすく、
出だしが「プルッ」と外れる。なんて
現象も発生しやすいのです。

アレッシオのホルン

どんなプロでもやらかしたことはある
ハズで、リスキーな楽器でもあります。
(笑)

そのいい例に、ホルン吹きが集まる飲
み会では良く挨拶代わりにこんな
ホルン吹きには有名なジョークが出
ます。

◼️
ある日、牧師さんとホルン吹きが同時
に亡くなりました。
二人は天国への階段を上がって行き
ましたが、途中で生前の行いにより
行先が別れる関所がありました。
行先は天国か地獄です。
天国に同時に2人は行けないのが
ルールだそうで、それを聞いて、
牧師さんは当然自分が天国行きだろ
う、ホルン吹きは自分が地獄行き
だろうと思っておりました。
ところが、関所の審判は、
ホルン吹きが天国行きで、牧師が
地獄行きだ。と告げます。
納得行かないのは牧師さん。

「私は毎日、神様に尽くして来た
 のに、何かの間違いではありません
 か?」と聞きます。

ホルン吹きもバツが悪そうにして
います。
すると、審判が。

「牧師よ。お前が礼拝で説教を
 しているあいだ、人々はみな、
 居眠りをしていたではないか。

 しかし、コンサートで、この
 ホルン吹きがひとたび楽器を構える
 と、聴衆はみな、
『音が外れませんように』と必死に
 祈っておったのだ。

 どちらが貢献度が高いかは一目瞭然
 である。」と。

 なので、みんな自信を持って音を
 出しましょう!乾杯‼️

こんな、ていであります。

背負っているリスクは分かり合える。
なので、一流のプロとも節度をわき
まえていれば、垣根を超えたお付き
合いが出来ることがあるのです。

本来なら、一生、会話をすることも
考えられない、CDのジャケ写でしか
見ることは無いだろう。と思っていた
名だたる演奏家なんだけど、某ホルン
倶楽部の事務方も兼務していたことが
あって、国内外の奏者の方たちと話す
機会に恵まれました。
この、Alessio Allegrini氏もその1人。
彼の経歴は本当に輝かしいもので
ググればいくらでも出て来ます。

初めてお会いしてもう20年。
最初は一緒に楽器屋巡りをして、
次が、電車で次のコンサートが開催される他県まで、珍道中。そんなご縁
ですが、何が素晴らしいか。と言えば
やはり、その音色と音楽性に超が付く
演奏技術の高さですが、聴いてると
ソレを全く感じさせない。あくまでも
音楽を楽しんでいる。かと思えば、
アンコールでは、聴衆へのサービス
を忘れ無い。笑いを誘うパフォーマンス
など。皆んなで音楽を楽しもう。的
なスタイルに毎回、やられてしまう
のです。

日本ではすっかりお馴染みのプレイヤー
で人気もあります。
先日は久々の日本公演。と言うことで
、オーケストラに、弦楽アンサンブル
もとても素晴らしい演奏を堪能させて
頂きました。
終演後にチョロっと話しが出来ました
が、「楽器変えたんですね」との話し
に、「前の楽器もこんな感じで、良か
ったんだけど、この楽器の方はこう言
う感じで・・・」と、もう少し聞いて
みたかったけど時間切れ。
家族がNikon Zを新しく買った。と
聞いてたから、自分がアンバサダーを
やってるレンズベビーのプロモーション
用OMNIフィルターをプレゼントして

使い方を簡単に説明

記念写真を撮らせていただきました。
自分の楽器いじってみてよ。と渡され
たけど、緊張するよね。(笑)

また、次回、元気に素敵な演奏しに
来てくれるのが楽しみです。
久々に吹いてみるかな。ま、自分が
音出すとギャップに打ちひしがれる
のは毎度のことなんだけど。(笑)

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