どうやったらできるだけトラブルを回避できるのか、個人的に実践しているコツ
これまで、クレーマー代表かのような私の母との対峙ストーリーから、クレーマーの事情を分析してきました。
典型的なクレーマー像を挙げてみたいと思います。
自分の感情が正しく、
違う価値観が受け入れられず、
人を損得勘定で判断するので、本人は周りの人から大事にされません。
仕事では成果を出して、その権威から人が寄ってきているかもしれませんが、損得勘定の人間関係で自身も利用されていることに気づいていないかもしれません。
プライベートでその人を大切に思う人はどのくらいいるでしょうか?
人に攻撃を仕掛けている間に、自分の大切な存在との時間を削っていることに気づいているのでしょうか?
そもそも、何が、誰が自分にとって大切かもわかっているのでしょうか?
目の前の人も、誰かの大切な人ですし、その誰かの大切な人を傷つけて、奪うことに慣れているから、罵倒できるのでしょう。
そのくせ、自分の大切な人を奪われること然り、損害が被ったなら、誰よりも激しく非難する。
人と信頼関係が築ける能力がある人ならば、常識から逸脱した言動を省みることができるはずです。
ようは、病的な状態です。
これらは社会性の訓練を経て身につく能力ですが、備わっていないがために、野性的な表現をされます。
病状なので、治すことも可能ですが、完治を目指すのは難しいでしょう。
そこで、少しだけ緩和させる要素を補ってしまいましょう、という発想を、”私は”しています。
では、本題である”どうやったらできるだけトラブルを回避できるのか、個人的に実践しているコツ”ですが、
自分が相手の一番好きな人になりきる(わからなくてもできなくていいけど、「多分この人私のこと好き」と心の中で唱える)
同性なら自然なボディタッチをする
子どもが一生懸命話していることを聞く気持ちになる
「しょうがなかったね」と返答する準備をする心構えで、クレーム内容を話してもらい、ポジティブ又は無難な表現に変換しながら復唱する(認知行動療法)
心身の痛み、悲しかった事についてはオーバーぎみに労わる。
紙などの物質に記録を残し、本人が振り返ったときにいい記憶に変換する作用をもたらす。
お気づきの方がいらっしゃるかな・・・・
以前の記事「モンスター(母)攻略法」でも紹介した方法に似ているかと思います。
自分が母と仲良くなりたいと気付く
朝起きたらハグして挨拶のルーティンを作るなど、ボディタッチの機会を増やす。
母を子ども扱いする
原体験を共有してもらいながら「しょうがなかったね」と、声かけながら解釈を変えてもらう(認知行動療法)
母が怪我や体を痛めた時は、オーバーぎみに労わる。
出掛ける回数を増やしていき、楽しかった思い出を目に見える様に写真などに残す。
そしてお話のゴールとして、自分が相手の居場所となる。
「重いし、変な奴に好かれたくない!」
とおっしゃるかもしれません・・・・・!!
部分的にでもかまいませんので、実践していただくと、徐々にクレーマーにとっての自分の存在感のコントロールができてくるのでは、と思います。
次は、絶妙な立ち位置を保ちつつ、相手に依存されずにクレーム処理する方法をお伝えします。
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