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御言葉の黙想 詩編119編99節 2024年7月16日

本文:
あらゆる師にもまさり/私は悟りある者となりました。/あなたの定めに思いを巡らしているからです。

黙想:
今日の本文は、詩編119編のヘブライ語アルファベット、メムの詩の一節である。97節から104節にわたるメムの歌は、毎節ごとにリズミカルにメムから始まる。

メムの詩のテーマは、「主の御言葉の黙想は真理と知恵の道」である。
主の御言葉に思いを巡らし、学ぶことは知恵をもたらす。それは敵、教師、長老に勝る知恵をもたらす(119,98-100)。
弟子は師匠のようになれば一人前である(マタイによる福音書10,25)。しかし、主の御言葉は自分の師匠を超えさせる力がある。上のものが下になり、下の者が上になることが多い(マタイによる福音書19,30)。それが天国の秩序である(マルコによる福音書9,35)。
主の御言葉は肉となって私たちの間に宿られた(ヨハネによる福音書1,14)。神の御言葉(ロゴス)はとこしえに私たちと共におられる(119,98.マタイによる福音書28,20.ヨハネによる福音書14,16)。

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