御言葉の黙想 詩編3篇7節 2024年8月25日
本文:
私は決して恐れません/私を取り囲む幾千万もの民を。
黙想:
ダビデは自らの罪によって神の裁きを受けた。その結果、息子アブシャロムに追われる身になる。
民衆はアブシャロムを支持したので、ダビデは再起を図るためにヨルダン川を渡り、ギレアトに逃亡する。その道中でサウル家のシムイに会い、呪いを受ける(サムエル記下16,8)。
ダビデは神の前で懺悔し、シムイに報復せずに、その非難を事実に沿った正当な批判であるとして受け入れる(サムエル記下16、9-10)。主の裁きに誤りはない(詩編51,6)。しかし、主は砕かれて悔い改める心を、軽んじない(詩編51,19)。
主に頼る者は、幾千万の民に包囲されても恐れない。主がその人を支えておられるからである(3,6)。