転職希望の教員がキャリドラを使ってみた感想

こんにちは。私は現在、小学校で教員をしている者です。長年教育の現場に立ち、子どもたちと過ごす毎日は非常に充実しているものの、新たな挑戦を求めて転職を考えるようになりました。そんな中で、キャリア支援サービスの「キャリドラ」を利用してみることにしました。

キャリドラとは

キャリドラは、転職を考える人々に対してキャリアカウンセリングや求人情報の提供を行うサービスです。専門のキャリアコンサルタントが個別にサポートしてくれるため、初めての転職でも安心して進められるという評判を耳にしました。そこで、私も登録してみることにしました。

キャリドラの利用プロセス

まず、キャリドラのウェブサイトで基本情報を入力し、希望する職種や転職の目的などを詳しく記載しました。その後、担当のキャリアコンサルタントとの初回面談がオンラインで行われました。コンサルタントは非常に丁寧で、私の経歴やスキルをじっくりとヒアリングしてくれました。

しかし、ここで早速問題が発生しました。私の経歴は教育一筋で、他の職種に転職するためのスキルセットが不足していることが明らかになったのです。特に、ITスキルやビジネスマネジメントの経験が乏しく、これが大きな障壁となっていることを痛感しました。

専門職の転職の難しさ

教員という職業は、非常に専門性が高いです。そのため、一般的なビジネススキルとは異なるスキルが求められます。例えば、クラス運営や生徒指導、教育カリキュラムの作成などは教育現場でしか得られない経験です。一方、企業が求めるのは、プロジェクトマネジメントや営業スキル、ITリテラシーなど、教育現場では直接は必要とされないスキルです。

キャリドラのコンサルタントも、その点について正直にフィードバックしてくれました。彼らのサポートを受けながら、自分のスキルセットを見直し、新たなスキルを習得するための方法を模索することになりました。

金額面の考慮

キャリドラのサービスを利用するにあたっての費用も、転職活動における重要な要素です。初回のカウンセリングや基本的なサービスは無料で受けられるものの、個別のキャリアコーチングや特定の求人情報へのアクセスには料金が発生することがあります。私の場合、詳細なキャリアプランの作成や専門的なアドバイスを求めたため、追加費用がかかりました。このような費用が転職活動全体のコストに影響するため、事前に十分な予算を立てることが重要です。

キャリドラの評価

キャリドラのサービス自体は非常に質が高いと感じました。コンサルタントは親身になって相談に乗ってくれ、私の状況を理解した上で最適なアドバイスを提供してくれました。ただし、私のような専門職から全く異なる分野への転職を目指す場合、キャリドラだけでは不十分な点もあると感じました。

今後の展望

今回の経験を通じて、転職は簡単ではないことを改めて実感しました。しかし、同時に自分自身のスキルや経験を再評価し、新たなスキルを身につける必要性を強く感じました。これからは、ITスキルの向上やビジネス知識の習得を目指して、自分自身をブラッシュアップしていくつもりです。

キャリドラは、転職活動のスタートとして非常に有用なサービスだと感じましたが、専門職の方は、さらに具体的なスキルアップの方法を模索しながら、自分に合ったキャリアパスを見つけていくことが大切だと思います。

以上が、私がキャリドラを利用した感想と今後の展望です。転職を考えている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。


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