違うようで紙一重「薬と毒」「発酵と腐敗」

世の中全然違うように思えて、実は表裏一体のものってあります。

例えば、薬と毒。どちらも人体に影響を与えるものですが、効果が副作用を上回れば「薬」、その逆が「毒」というわけです。

使用する量や方法によって「毒」にも「薬」にもなるものがありますね。例えば食塩だって、過剰に摂取すれば中毒症状があらわれてしまいます。

発酵と腐敗も同じような関係にあって、どちらも微生物による作用ですが、人に有益であれば「発酵」、有害であれば「腐敗」なのです。発酵食品が人によっては「腐ってるじゃないか」と思うのは、別に全然間違ったことではないんですね。

何かと白黒つけたがる世の中ですが、結構いろいろなものが曖昧なのかもしれませんし、曖昧だからこそ面白いのかもしれません。「腐っている」としか思えなかった発酵食品が、実はそのうち美味しく感じるようになるかもしれませんし。


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