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音楽の記録 ~ 2023

 最近また音楽を大量に聴くようになった。毎週金曜日に更新されるYouTube Releasedから片っ端から聴きまくり、少し聴いただけで恋した楽曲を再生リストにまとめるという作業を1月からまた開始した。2月も終わりがけになり、164曲もの2023年リリースの楽曲(一部を除く)を聴いてきた。再生リストが13曲になったので、今回は7曲ほど紹介しようと思う。

1.ホワイトノイズ/
      Official髭男dism

 様々なヒットソングをどんどん生み出していくOfficial髭男dismの新たな楽曲。どうやらアニメ「東京卍リベンジャーズ」のオープニングテーマらしい。アニメには疎いのだが、爽快感と主人公感が駆け抜ける美しい楽曲だと思った。
 Official髭男dismの楽曲は、ヒット曲を全て網羅している訳では無いのだが、1週間も経たずにほとんどの楽曲が何百万と再生されている。この楽曲もそうだった。彼らの生み出す音は今の日本人の心をつかむ何かがあるのだろうと感じるが、それが何かは言い表せない。それがまたいい。

2.紡ぐ/とた

 サビの盛り上がりと歌詞に美しい青さが感じられて一瞬であぁこの曲好きだと感じた。「空が泣くあなたが笑えるように 風が歌うあなたに聞こえるように」。まだ10回も聴いていないと思うが、その美しく文学的な歌詞は、数回で覚えてしまうほどの衝撃を覚えた。ラストのサビは転調しより盛り上がる。美しく爽やかに歌いあげられていて、その清楚さ、儚さに感動した。視聴回数を重ねる毎に音楽を噛み締めるが、この音楽はずーっと美しく青く綺麗だと思う。

3.グレイン/宮下遊×柊キライ

 どこかの童話かのような不思議で不気味で、でも軽快な曲調で耳心地がよく、歌声の艶やかさによってエレガントさも加わった素敵な音楽に。そこに嫉妬や羨望といったドロドロした人間味のありつつ遠回しに表現された歌詞。良い意味で欲張りで、でもバランスの取れた音楽だ。艶やかな歌声かと思ったら、感情を思わせる表情ある歌声でMVの場面に現れる少年の心情が見えてくるようになる。映像としても完璧すぎる作品となっている音楽だ。とにかくかっこいい。

4.テレパス/ヨルシカ

 儚げなピアノの音に、もうイントロだけで心を掴まれてしまった。「だから僕は音楽を辞めた」など、私はヨルシカのピアノの音が大好きだ。ヨルシカの音楽はどこまでも青く透明で美しい。
 「言わなくたっていいの」、そんな歌詞を噛み締めてみると、儚い音楽がより悲愴的になっていく。MVの男性の様子と、音楽の抑揚がマッチしている所も見ていて楽しい。「あ」とは一体何なのか。それを考えてみるのも良いし、ただ音に傾聴するでも良い。どこまでも儚く美しいこの音楽は、何度聴いても最高だ。

5.ビリミリオン/優里

 難しい言葉や、哲学的な事柄を述べた言葉なんてひとつも使っていない。散文的な歌詞。それがド直球に心に訴えかけてくる。
 50億円で、残りの人生を買い取ってあげよう。そう言われて考える、平凡な人生だけれど手放したくないのは何故か。
 初めて聴いた時、概要欄の歌詞を追いながら聴いていた。そうしたら、最後の言葉が目に入ってきた。それを見て目頭が熱くなる感覚を覚えた。その言葉は、お金じゃ売れない1人の人生ではあるが、1人では無いと思わせてくれる言葉であった。優里の楽曲は初めてちゃんと聴いたのだが、この伝わりやすい歌詞が人々の心を掴むのだろうなと思った。

6.万々歳/DISH//

 DISH//といえば「猫」のイメージで、優しい楽曲で注目されている印象だったが、サムネイルからもうどんでん返し。一気に惹かれた。
 サビは北村匠海さんの青年感溢れる心地よい唄声が韻を踏見まくっていて、身体が自然とノリノリになっていく感覚を覚えた。
 勝手に最後転調しそうと思っていたが、裏切りの裏切りで転調せず駆け抜けていった。それがまたイメージを覆していく様でとても良かった。かなり感銘を受けた。優しい楽曲しか知らない人には特に聴いて欲しい1曲だ。

7.SHOCK!/Ayase

 これを書こうと思って調べて知ったのだが、「夜に駆ける」と「怪物」は2.6億回再生されていた……。マジかよ……。
 この楽曲はYOASOBIとしてではなくAyaseさんの歌唱で、私はかなり久々に聴いたので新鮮さを感じた。どうやらこの楽曲はアニメ「Buddy Daddies」のOPテーマのようだ。ノンクレジットが公開されていたので拝見したが、この音楽はAyaseの音楽感が消えていないし、オシャレさもあるが、しっかりアニメの雰囲気にも溶け込んでいた。そして、アニメの存在なくしても私の心を掴んだ(私はそれがほとんどだけれど…😗)。とてもかっこいいオシャレな1曲だ。

 13曲のうち、今回は7曲紹介した。7曲のURLを載せるだけでも重くなってしまうと思うが、流石に13曲はヤバいと思うので、残りの6曲はもうひとつnoteを作って書こうと思う。
 今回は既にかなり有名なアーティストたちの多い紹介文になってしまったのが残念なところだが、それだけ彼らの生み出す楽曲はどれも素晴らしいということだ。今後も様々な素敵な音楽を紡いでくれるだろう。

▽ 聴いた全楽曲の再生リスト

⚠︎︎ 2023年12月31日に削除。

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