メゾピアノの香水が復活するからシンデレラコレクションの話をする
注意 4月29日現在情報に変更あったため、
一部編集しております。よろしくお願いします。Twitterで記事をシェアしてくださった方ありがとうございました。ビックラブ
3月某日
瑠璃川文子は、疲弊していた。2月末から
将来のことや、部署移動あまりにも様々なことが起こり
疲労困憊していた。
退勤し、廊下をあるきながらスマホで、Twitterのタイムラインを監視していると
メゾピアノ 香水 復刻
という、ツイッタランドの囁きが目に入る
この囁きはまたたくまに
2000年代の女児のハートに火をつけた
そんなわけで今回は
12月身内に好評だったナルミヤネタの記事。
そのコスメラインコスメティックパーラーから発売されていたメゾピアノの香水が
よみがえれ♪（林原めぐみさんのオーバーソウルのメロディでお読みください）
令和に蘇りました。
あのターゲットが女児層なのに5000円するあの高級香水がですよ。
どういった代物かは↑上記の漫画を読んでくれると分かると思います。
そしてメゾピアノの香水とともに、蘇ったものがあります。長らく絶版され電子書籍化されていなかった。ナルミヤのメゾピアノのモデルをテーマにした作品
シンデレラコレクション
が...ついに本日電子書籍化しました。
そこで今回はシンデレラコレクションという漫画を紹介していきます。
シンデレラコレクションは2003年から2005年まで少女漫画雑誌ちゃおで連載されていた作品です
あらすじとしては、地味でダサい委員長キャラのニーナが、ひょんなことからナルミヤの読者モデルに応募することになって、そこからモデルの道を駆け上がるというサクセスストーリーです。
うんうん、よくあるあると思う方が多い思います。しかしこの作品なかなかリアルな作品なんです。
1.メインキャラと正反対な親友
少女漫画王道の、メインキャラの親友ポジションのキャラクターがいます。
メゾピアノをテーマにした作品のため、
さぞメゾピアノが似合う可愛らしいキャラクターが親友ポジションなんだろうな予想される方が多いと思いますが、なんと親友は、
ボイッシュなヤンキー系な洋香（ひろか）という女の子です。
メゾピアノというより、ブルークロス（ナルニヤのカッコいい系のブランド）が似合いそうな容姿です。しかし彼女はニーナに憧れていて、ニーナのようにメゾピアノを着てみたいと憧れています。しかし。憧れの裏返しでニーナにまるで昭和の少女漫画のように、ニーナを蹴る、物を投げる、水をかけるなど嫌がらせをします。
そしてニーナと洋香は、まるで昭和の少年漫画のように、殴り合いの喧嘩に発展するのですが、ぶつかり合ったことがきっかけに彼女の本心を知り仲良くなっていく、ニーナの良き理解者になっていくのです。メゾピアノていうキャラじゃなくても、似合わなくてもメゾピアノを着てみたりメゾピアノを買っても良い。着たいものを着ようていうテーマを基に作られたキャラなのではないかと分析します。
この胸熱エピソードは2巻に収録されています。
2.ドロドロとした嫌がらせ
この物語をニーナのサクセスストーリーと、紹介しましたが、シンデレラコレクションのストーリーは、メゾピアノの服のように甘くはありませんでした。ニーナのモデル道はトントン拍子にいったわけではないのです。
少女漫画王道、女の嫌がらせ、いじめシーンがあります。
進学先の中学で、モデルをやっているからと、
上履きを土まみれにされる、体育服に落書きされそうになるといういじめシーンもありますが、
さらに陰湿なのは、モデル仲間の嫌がらせです。
シンデレラコレクションに登場するニーナのモデル仲間は、正々堂々、まさに清く正しく美しい人ばかりだったのですが、
3巻の途中に出てくる同級生の桃香は、陰湿で顔芸もすごくのちに今井康絵先生はホラージャンルを主に書くようになるのですが、ある意味その片鱗を覗かしています。
ニーナに憧れていてる近づいてきて、ニーナの髪型や、服装をパクっていきます（今風にいえばトレパクかな）そしてニーナと同じように読者モデルになり、ニーナのポジションを喰おうとします。とにかくやり方が陰湿！。ニーナの悪い噂を流す！ファッションショーに出られなくするなど、卑怯で陰湿なことをします。それにニーナはどう立ち向かうかは読んでみて確かめてみてください。
シンデレラコレクションは、私はモデル版のガラスの仮面だと思っています。ガラスの仮面も、演劇と縁遠かった主人公が、演劇の世界に触れて才能開花していく話なので。それに近いものもあります。よく、漫画読んでると、
そんなトントン拍子に行くわけある？て言いたくなることがあります。
シンデレラコレクション、苦労！挫折！しながらニーナが成長していく、様子がとにかく面白いし、カタルシスを感じます。また、ニーナを支えてくれる人が本当に頼もしい。最初から、仲良くなかったわけではなく、いろんなトラブルを乗り越えて、仲良く頼もしくなるこの過程少年漫画感を感じます。
各種電子書店で配信されているので、読んでみてください。
作者の今井康江先生の現在のお仕事は、
Twitterをチェック！（リプライのお返事や、パブサもマメにされている先生なので、感想伝えたいなら是非。）
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