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#193 思い起こすとヒヤリとする話

私の中で恒例となりました
音声プラットフォーム「himalaya」企画の時期になりました。

月に一度「お題で話そう!」の8月のお題は

ゾッとする「背筋が凍る話」です。

ホラーが苦手な私ですが、
日常に起こるちょっと笑える怖い話や、
サスペンス体験でも良いとのこと。

今回は、私がこれまでで背筋が凍った話を
書くことにしました。

よければ読んでいってくださいね。

1.九死に一生を得た話

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小学校に入る前の話です。

私の家族は毎週末、
祖母の家に遊びにいっていました。

2階建てで庭のある祖母の家は、
楽しいことがたくさん。

私と妹は、遊びに行くたびに飽きることなく
様々な場所で遊んでいました。

その日は天気がとてもよかったんです。

祖母の庭で土いじりをして遊んでいた私たち姉妹。

一生懸命土を掘り起こして
花の種を植えようとしていました。

祖母は花が大好きで、
庭の手入れも自分でしていたので、
色んな道具がありました。

スコップや熊手、くわなど。

全て鉄製で頑丈なものでした

私たちもそれを使って遊んでいたのですが、
ちょっとしたことでケンカになってしまいました。

確か、私が使っていたスコップを
妹も使いたいと言い、
私が「ちょっと待って」となかなか
スコップを離さなかったんだと思います。

怒る妹の声。
直後、頭に衝撃。

なぜか頭がとても痛くて
大声で泣いた記憶があります。

両親や祖母と一緒に住んでいた叔母が
慌てて庭に出てくると、

・熊手が頭に刺さった私
・熊手を振り下ろしている妹

両親は血の気が引いたそうです。
鉄製の熊手が頭に刺さっていたので無理もありません。

幸いにも、その日は運良く、私はお団子頭でした。

右と左に1つずつしていたので、5本のうち4本は
お団子に突き刺さり、私を守ってくれました。

残り1本は私の頭の真ん中にちょっと傷をつけた程度。

その日は妹がものすごく怒られるだけの日に
なりました。

…あの日、お団子をしていなければ。

私は今、こうしてnoteを書いていられたのか。

思い起こすとゾッとします。

2.ちょっと怖くなった話

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いかがですか。

今回は「背筋が凍る話」ということで、
私が九死に一生を得たかもしれない話をしました。

最後にホッとしてもらえるゾッとした話
なっていたら嬉しいです。

ちなみに、ちょっと怖くなった話は
もう少し続きます。

あれから5年後。

小学校中学年の私が公園で遊んでいたとき、
友人が漕いでいたブランコに頭をぶつけました。

私の家がすぐ近くだったので、
家にいた母と病院まで歩いて向かい
そのまま5針縫うことに。

歩いている間に、頭からは血が流れる程度には
切れていたようです。

その時は全く気づかなかったんですが、

怪我した場所、

5年前の熊手の傷と全く同じ場所

だったんですよね。

そのことに気づいてから、
ちょっと怖くなりました。

それから私は、
無意識でも真っ先に頭を守るようになったようです。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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