見出し画像

同性どうしでも、分かり合えないんです

仕事をするうえで、男とか女とか性別を意識したくないし、気にせずに、ただ「一緒に働く人間」として接していきたいものですが、
自分がそう思っていても、すべての人が同じように思うわけではありません。色々な人がいるから、人間関係の悩みが出てくるのです。

自分が意識をしていなくても、相手は何かを意識したり、比べたりしていることもあります。

一般的に、「同性同士は、気楽でいい」と言われていますが、
果たして、本当にそうでしょうか

「同性同士だから、分かり合えて当然」という先入観を持っている人がいたら、分かり合えなかったとき、「何で分からないの!?」と思われてしまうでしょう。

誰かに対して「分かってくれるはず」という思いが強ければ、相手を理解しようというコミュニケーションを怠り、行き違いが生まれてしまいます。

ランチも「同性どうしだから、一緒に行かなければならない」という理由にはなりません。

同性だったとしても、自分と違う他人なのです。
性格や好みも異なるし、「つねに一緒」が苦手な人もいます。

「私ならこうするのに」「私のときはこうだった」と自分のケースと比較することは止め、相手に期待をしないのが一番です。

会社はあくまで、働く場所であって、仲良しクラブではないのです。
自分の意見に共感をしてくれないからといって、相手を無視するのも、大人がやることではありません。

「心の感情エリア」に波風を立てないようにするためにも、
「同性どうしだから」という視点から外すだけでも、少しは気が楽になれるかもしれません。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?