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【美容師】美容師のが技術向上と同時に取り組むべきこと。

ご覧いただきありがとうございます、美容室ラパンアジールの山田です。

僕は独立して7年目になりますが、クーポンサイトを一切使わない経営にこだわっています。プレイヤーとしてはブラントカット10年経験した後、エフィラージュカットに転向、現在20年の美容師キャリアがあります。

このnoteは美容学生、若手美容師、個人サロンで経営を頑張っているオーナーさん向けに美容師ライフをより豊かにしていくヒントを少しでもシェアできればと思い書いています。

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投稿第二回目の今回もコミュニケーションネタでいこうと思います。

美容師はデザイナー業でもある傍ら接客業の一面も持ち合わせています。

技術が優れていても接客スキルが乏しいと技術力の高さが機能しないし、逆に接客スキルが抜群に高くてもお客さんを満足させられる技術力がないと良い結果に結びつきません。

なので、そこそこ技術力が伴ってきた領域の美容師に向けた記事を書いてみます。

▼美容師と顧客の関係性。

自分の技術力が最大限に発揮される瞬間はお客さんと心がつながった時だと思います。

心というとなんかぼんやりなので、お客さんの悩みが手に取るようにわかる瞬間だったり、こちらの提案をお客さんが笑顔で受け入れてくれる状態だったりと美容師しているとこういう瞬間に出会うことがあると思います。

特に担当してまだまだ日が浅いお客さんであればあるほど、このつながる瞬間に出会う機会が多く、これの積み重ねで長年担当させていただくとお客さんの表情を見ただけで「今日は元気なさそうだな。」「何かいいことでもあったかな?」と察することが多くなる。美容師は職人気質が多く、技術力で勝負することにこだわりを持っている人が多い業界です。

そのプライドはもちろん大事、もしかすると自分の仕事のハサミより大事かもしれません。(ハサミは替えがきくけど、プライドは変えられない)

けれど、やはり相手との関係性がしっかりと成り立った時に僕たち美容師は能力を発揮するんだと思います。

▼美容師が現場で最初にやるべきこと。

上記のことを踏まえて、アシスタントでもスタイリストでも現場で最初に取り組むべきことはお客さんとの信頼関係作りです。

心理学用語を使うと「ラポール形成」です。

さて、このラポールをどうやって作るかというとお客さんの心地よい距離感で接客をすることに集約されると思います。

気遣いも気を使いすぎるとお節介に変化してしまいますし、自分の時間を確保し過ぎると孤独感を助長してしまいます。

話をじっくり聞いて欲しいお客さんもいれば、美容師の話をたくさん聞きたいお客さんもいます。

そのお客さんによってケースがそれぞれなので難しいです。

だからこそ良い塩梅の落とし所を探りながら接客することが求められます。

▼傾聴スキルを高める。

少し具体的なことを書きます。

人の発する言葉は脳内で思っている内容が変換されて言葉になります。(本人も自覚はありません。)

例えば僕の実際に現場での体験談ですが、「軽くしたいです。」というオーダー、お話を聞くと実は軽くしたいわけではなく、軽やかに見えるヘアスタイルにしたいということが多いです。

「軽くしたい。」「軽やかに見せたい」言葉が似てるけど、意味合いは違ってきますよね。

言葉の理解が深まるとこちらの提案も変わってきますので仕上がり(満足度)に大きく影響してきます。

なので、良い意味でお客さんの言葉は疑ってかかったほうがいいです。

これはあくまでも一例なのでみなさん現場で数々のことをトライしてみてくださいね☆


お客さんとコミュニケーション取るのが苦手、指名が伸びないなど仕事で悩んでいることありましたらぜひコメントくださいね(^◇^)

では、またねっ!






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