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【HSK6級】 最短で合格するための2つの考え方
こんな人へ
・HSK6級の受験を検討している人
・最低ラインでも構わない、とにかくHSK6級を合格したい人
中国語学習者ならほとんどの人が知っているHSK。
語学学習で必ずしも資格取得をめざす必要はありませんが、以下のようなメリットもあります。
・日々の学習に、達成感や緊張感をもたらしてくれる。
・自分の中国語レベルを客観的に表せる。
私はHSK6級初受験で7割弱くらいの点数でした。高得点とは言えませんが、合格ラインは越えました。
※6級には合否表記がなくスコアのみ通知されます。6割以上(300点満点の180点以上)で6級能力を有しているとされています。
今回は、最短でHSK6級の合格をめざす人へ、私が受験のとき意識したことをシェアしたいと思います。
※高得点をめざす内容ではありませんのでご了承ください。
合格するために意識した2つのこと
私が意識したことは、
「とにかくスピード重視」
「過去は振り返らず切り替えを速くする」
です。
HSK6級は以下の3部構成です。
「聞き取り」 35分50問
「読解」 50分50問
「作文」 45分
これを見て分かるとおり、読解は1問1分以内に解かないといけません。私も最初のころは時間がオーバーしていました。
速く解くコツ5つ
ここからは、私が実践した速く解くための方法をご紹介します。
(1)難易度が高く点数が稼げない問題は後回し
過去問を解くうちに、HSKの問題の傾向が見えてきます。時間がかかるわりに点数が稼げない問題は、思いきって飛ばしましょう。
私は、読解パートの最初にある「誤りのある文を選択する問題」がどうしても点数が取れませんでした。本番でも後回しにしましたが、合格ラインの点数は取れました。
(2)長文問題は全文を訳さない
日本語話者にとって、読解問題は稼ぎどころです。問題文→本文の順で見ましょう。
本文には、問題と関係ない情報も含まれています。文章の全てを訳す必要はありません。必要な部分のみ見ていきましょう。
(3)作文は手堅く
作文は他と比べると時間のコントロールがしやすいパート。ラスト10分は見直しの時間に充てるなどと決めておくといいでしょう。
一通り書き終えたら読み返して、減点になりそうな部分をなくしていきます。
難しい単語を使いたくなりますが、ミスしないことが大切です。手堅くいきましょう。
作文の挑戦は中国語日記で。
(4)リスニングは切り替えが大切
先に、選択肢に目を通しておきましょう。
リスニングはペースが決まっているので、スピードを意識することはあまりありません。
しかし、聞き取れなかった場合、前の問題を考えているうちに次の問題が読まれるので、潔く切り替えましょう。次の問題に集中する方が、結果的には点数が取れます。
(5)事前対策はタイマー必須
最後に事前対策について。過去問を解くときも必ずタイマーをセットしましょう。時間配分に慣れておくと、本番で慌てずにすみます。
おわりに
今回は、HSK6級を最短で合格するために、私が意識したことをご紹介しました。
まとめると、
「とにかくスピード重視」
「過去は振り返らず切り替えを速くする」
の2つです。
これらを意識して効率的に合格ライン越えを目指しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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