戦に裸で行くな
目まぐるしく変化するこの情勢で生き方について考えることがたまにある。
それはなぜか、一言で言えば不安だからだと思う。
20歳の時に上京したが、その頃は生きていくことが精一杯だった。
水中で溺れるような感覚。一生懸命に息を吸おうと水面に顔を出す。そしてまた沈む。
その繰り返しのような感じ、、、
上京した当初は、SAGAWAの夜勤をし、そのままAmazon倉庫の派遣に行っていた。その逆で日勤から夜勤の日もあった。
心身共にすり減らしながら働いていた。
こんなこと続けていていいのかという不安。
共同経営のような形で会社を立ち上げ、ロボットのように毎日働いていた時期もあった。
休み?なにそれって感じだった。
お互いに落ち度はあったと思う。
2年もせず会社は畳むことになった。
そして本来抱えなくていいお金も三桁万円払うことになった。
もう一人と穏便に済ませたかったので全てを了承した。
まあこの話はあまり思い出したくないのでこのくらいで。
そんなこんなで人生どん底まで落ちた。
心身共に疲弊していた。
上京して4年が経ち色々なことがあったが、なにが正解かもわからずもがき続けていたら、いつの間にか不自由なく暮らせるようになっていた。
そこで思ったこと、、、、
目標を決めそこに向かって突き進む。内なる野心を抱き突き進んでいた時期もあった。だがなんせ疲れる。
いつしか目標など持たずその時々で感じたものを大切にするようになった。
なんというか、感性、感覚、直感?どの言葉が適切かわからないが、
一瞬一瞬を大切にし、前から石が転がってきたら素早くよけ、川があれば飛び越し、越せない時は飛び込んで泳いで、場合によっては流れに身を任せる。
そんな風に生きていこうと思った。
ただ辛くもがいていた時期は自分の軸を強く強化してくれ、大切な時期だったなと思う。
お金を稼ぐということの大変さ。
働くだけでも大変なのに、ここまで立派に育ててくれた親という偉大さに頭が上がらない。
さて本題に移ろう。
前記で目標を持たずと言ったが、日々をダラダラ過ごすのとは違う。
将来への保険は自分で作っていくべきだと思う。
今回はお金、仕事、自己投資の3つについて少し話す。
まずはお金だが、
皆さんは給料が口座に入ったらどうしているだろうか。
人それぞれ使い道は違うと思う。
僕がここで言いたいことは貯金だけを増やすのではなく資産を増やすということ。
従来のデフレで円安も起こらなければ、銀行に預けておくというのは一つの勝ちパターンだった。
しかし今は勝ちパターンではなくなっている。
銀行はただの貸金庫状態。そんなのは勿体無い。
国の優遇制度積立NISAとiDeCo。
普段特に大きな出費がないため、とりあえずここに入れておくか感覚で始めた。
増えないのが元々、増えたらラッキー程度。そんくらいがちょうどいい。
運用先は自分で選択するため、わからないなりに調べる。そうするとそこから派生していき色々な金融リテラシーが付いてくる。
生きていくということは決して綺麗事だけでは無理だ。それは身に染みて感じている。だからこそお金と真剣に向き合う。
投資に回せるお金がないという方でも月1,000円くらいならできるだろう。月1,000円では利率3%だとしても30円。利益は望めないが、それよりも投資に触れるということに価値がある。1,000円でも少しは値動きに敏感になると思う。
そうやって金融リテラシーを高めていき、将来本格的に投資を始められるようになったとき全くの素人ではなくある程度経験値のある状態からのスタート。それだけでもものすごい差だと思う。
金額はいくらでもいい。ただ自分のお金を入れないと興味を持たないのでそこだけは自己投資だと思って少額でも始めるべきだと思う。
ただ投資は他者主導ではうまくいかないと思っている。
なぜ始めなければならないのか、将来どうなっていたいか、どの投資先がいいのかなど自分で考え調べ、時には失敗し学んでいく。
それが投資というものだ。
ちなみに今僕の投資先と今後の投資先はこんな感じ。
毎月積立て合計203,000円
この他、もしものために現金での貯金もする。
仮想通貨は分散投資をしたかった為。
ただ株式よりも値動きが激しいのでリスクもある。
投資で大切なことは、長期、積立、分散。
次に仕事について。
仕事もある程度先見の明をもつことが必要だと思う。
例えば、今やっている仕事が5年後、10年後どうなっているか、少しは考えなければならない。
ググるだけでもその業界が今後どうなっていくかくらいは載っているであろう。
そうしないと急に仕事がなくなった、人員が減らされ解雇させられたなど泣きついても誰も助けてはくれない。そうなる前に最低限の防衛は必要だ。
自分は介護業界に従事しているが、現在もそしてこれからも人手不足は拡大していく。
見てわかる通り、若者は減り、高齢者は増え働く人は少なくなっていく。
老々介護が当たり前になってくるだろう。
よく言われている「賃金が安い問題」。
これは全く期待はしていないが国が少しは賃金対策はするであろうと思っている。そうしないとやる人がいない。
外国人労働者を雇うのかはわからないが、全く期待していないからこそ他の収入源を持とうと思った。
別に転職するわけではなく、副業を探すということ。
介護は身体を動かすのでそうでない空き時間でできる仕事はないかと考えたとき、前から微かに興味を持っていたパソコンで何かできないだろうかと思った。
ブログ、アフィリエイト、SNS運用、、、
様々あったが自分に合いそうだなというのは動画編集。
ちょっとした動画くらいならスマホで作ったことはある。嫌いじゃない、むしろ楽しい。ただPCに疎い自分にとって初めは難しい。
どんな物事も最初は苦戦するもの。諦めなければ慣れる。そう言い聞かせながら独学でスキルを身に着けている。
そして今後やってみようと思っていること、それはドローン操縦だ。
ドローンは今年から国家資格もでき、見ての通り大幅に市場が拡大している。
動画編集ができるようになればドローンで撮った映像をそのまま編集することができるので需要があるのではと考えた。
1つだけのスキルではたくさんいる人達との差別化がされず埋もれてしまう。
×〇〇で何倍にも価値を高めていくことが必要だと思う。
まだどちらもスタートラインにすら立っていないが慌てず自分のペースでやっていけたらなと思っている。
最後に自己投資について。
これは主に健康、読書、スキルアップ。
健康は、
言うまでもなく自分の一番の資本は身体。
どんなにお金、権力があろうが健康的な身体がなければ意味がない。
僕は元々スポーツをやっていた為、食事、運動に関しての知識はある方だと思う。
ただ別に難しい話はなにもなく、ずっとかっこいい身体で長生きしたくない?ってだけ。
読書は、
先人達の経験、思考をたった1000円程度で購入できる。
こんなにコスパの良い自己投資はないだろう。
何十年、何百年、何千年前の本を読むことができる。
こんなにもテクノロジーが進化していても数多くの古代遺物は現代でもどうやって作られたのか解明されていないというのだから驚きだ。
ただ全て頭に入れていたらキャパを超えてしまう。その情報が必要か不必要の選別はしなければならない。
スキルアップは、
それに必要な物へのお金は妥協するなということ。
動画編集であればPC、ソフト、通信環境など。それを妥協すると作業効率が落ち、結果稼げなくなる。
であれば最初からいいものを買う。
ドローンの資格も安いものではないがいずれその仕事で回収できれば自己投資であろう。
将来性、リターンがないものには基本お金は使わない(趣味、交際費、お金では買えない経験を除いては)。見栄のためのブランド品、高い家賃、無駄な飲み会、毎日ランチ1000円、帰り道毎日スーパーに寄るなど必要ない。
僕自身こういうことをしていた時期があり、今思うと無駄なことしていたなと感じる。
これに早く気づけたことは幸運だったと思う。
ここで皆さんに伝えたいことは、自分で考え納得したことであれば、それはその人の人生。なにも言うことはない。
ふと、スペンサー・ジョンソンの「チーズはどこへ消えた?」を思い出した。行動することの大切さを教えてくれる名作。現状に不満、満足関係なく全員に読んでもらいたい。興味のある方はぜひ。
こんな感じで柔軟に考えれば少しは気が楽に考えられるのでは?
誰かもよくわからない人の文章を最後まで読んでくれた方、
本当にありがとうございます。これも何かの縁です。
今一度、自分のライフプランを見直してみてはいかがでしょうか。
『今日が一番若い日、何歳からでも変われる。』
色々大変なことはありますが一緒に頑張りましょう。
おわり〜
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