自律神経失調~体の異常に気付くまで④~

偏頭痛持ちになった。脳神経外科の先生に、血虚と言われ、漢方の薬を飲むようになった。しかし、忘年会シーズンの飲酒が体調悪化に拍車をかける。

飲み会、朝掛け、飲み会、朝掛け…

12月に入ると忘年会シーズンに。連日の飲み会、二日酔い。アルコール臭いかなと思いながらも、朝掛けはサボらなかった。

ある日、いつもの頭痛に加えて、頭がぼんやりとしている日があった。熱を測ると37.2度。普段の体温は35度後半しかない。体温計を見たらすぐにしんどくなった。風邪かなあ?でも、次の日も37度。結局、1週間近く微熱が続いた。

年末年始の休みもすぐそこ。忘年会シーズンも折り返し…と思っていたら、偏頭痛からの立ちくらみ(目の前が1分間くらい真っ暗になって歩けない)が毎日起こるように。

急性咽頭炎からのインフルエンザ

新年明けて、喉に違和感。ご飯が飲み込めないな~っていう感覚から、唾も飲み込めないほど腫れた。急性咽頭炎で発熱。

その1週間後にインフルエンザA型に。世間はコロナ禍に突入しかけ。それでも回復した合間合間に朝掛け夜討ちへ。2月の真冬の時期は朝から晩まで目を閉じながら歩き、半目で仕事をしていた(ちょっと盛ってるけど、光がまぶしすぎて本当にしんどかった)。

3月に繁忙期に入り、深夜1~3時頃まで仕事をするように。朝は4~5時の間に起床。ほぼベッドで横になっているだけ。

ここであることに気付いた。

不眠の始まり

あれ?私、最近寝られてないかも…。

元々、寝付きが悪く、眠りが浅い体質。真っ暗な部屋で無音じゃないと寝られない人なんです。夫と同じベッドで寝ていても、寝相や寝言の一つ一つで目が覚める。

ベッドに入っていつも30分くらいは寝られない時間があったけど、3月ごろになるとそれが1時間くらいになっていた。そのまま、寝られずに仕事に行く日もあった。

疲れが取れない。朝掛けが終わって、仮眠を取ろうとしても、ただただベッドの上でぼーっとするだけ。今日は寝たい!という日はアルコールを飲んで仮眠していた。でも、たまに30分くらい寝られても、その後の疲労感というかぼーっとした感じが余計にしんどくて、ついには仮眠を取らないようになった。

こうして、3月ごろまでは毎日の睡眠時間が3~4時間(その間も1時間に1回くらい目覚める)ようになっていった。

4月、新型コロナで緊急事態宣言が出て、私たちの仕事もセーブが掛かるように。ただ、夕方から何もない日はお酒を飲んでいたので飲酒量が増えた。これではダメだと禁酒。5月、仕事で呼び出される機会が増えつつ、朝掛け夜討ちは控えることになっていたので、昼夜逆転の日を送ることもあった。

そして、6月。異常な繁忙期で精神状態がスレスレになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?