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【ラオ薬膳】セリの葉を美味しく生で食べる

先日記載したセリの葉を使った薬膳スープ

あくまで多分セリというだけですが。

何せラオ語の雑草名をどうやって和名にするのか?

全く手段がないものですから日々苦労します。

先日のセリの薬膳スープの記事はこちら↓

そんな訳でウォン先生がこの時ついでと言って教えてくれました。

それが生のセリの食べ方。

食べ方・・・って言っても彼らはそのまま食べてるんですが・・・

より美味しい食べ方と言っておきましょう。

それはディップを作ることにあるようで

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用意するのはインゲン豆(ササゲ?)と唐辛子だけ

例によって採取から始まります。

どれも農場にあるものばかり

なんて贅沢な。

これをソイソイしてタムタムします。

(細かく切って叩いて潰します)

擬音語に近いので、なんとなくラオ語でも意味がわかりませんか?

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ということでソイソイしました。

これを専用の器に入れて

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木の棒で潰していきます。

タムタム、タムタム・・・・

数分後

ササゲが潰れ、唐辛子も潰れいい感じになってきました。

豆から少し粘り気が出てきて唐辛子に絡みます。

途中少し塩を入れてもいいそうです。

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で盛り付け。

ブレンダーいらずのディップの完成です。

あとはこれをセリで包んで食べるだけ。

では試食・・・・

「か、辛い・・・」

ラオス人の辛さへの耐性をなめていました。

「ウォンさん辛すぎる!」

「ササゲが少なすぎるよ。3本くらい入れないと」

と笑うウォン(もはや先生をつけていられない)

「早く言えよ!」と思いますが、彼らはこの辛さも平気。

で、「仕方ない」とでも言わんばかりに立ち上がり

手に取ったのはトマト。

これを投入しサイドタムタム。

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ものの数秒でディップが赤く染まります。

セリももっといっぱい取らなきゃと

新鮮なものを採ってきてくれました。

ありがとうウォン先生

で、再度試食

「う、うまい!」

トマトの酸味が唐辛子の絡みとマッチングし

セリの爽やかな苦味とあいまって

これは美味しい。

ちょっとくせになりそう。

この手法は他にも使えるようで、様々なハーブを入れてもスパイスを入れても美味しいんだそう。

でもシンプルなだけにバランスが難しそうですね。

まだまだ学ぶこといっぱいありそうで楽しみです。

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。