胃がすっきり、山岳民族の生薬・黒生姜
黒生姜。日本でも少し認知がされ始めたこの生姜は、はっきり言って薬。
食べてからに胃薬の味がするんだけど、一体何者なのだろう?
黒生姜との出会い
実は私は黒生姜のこと全く知っていませんでした。時は2年半ほど前、農場から1時間ほど行ったところに山岳民族さんの市場を発見し、そこで出会ったのがこの黒生姜。
知らないものを見つけると、ついつい試して見たくなる性分なので
「これは何か?」
と尋ねると、「キーダム」だという。「キー(ン)」=生姜、「ダム」=黒なのでまさに黒生姜。
生姜が黒い!ってだけで面白い食材・・・と思いきや食材ではなく薬なんだそう。使い方は簡単。焼酎につけるだけ。またはそのまま食べる。
古くはミオ族が山にいくときに、持っていく薬なのだとか。
やはり山岳民族で古くから使われている生薬のようです。
まぁいいや、とにかく試してみよう。と市場で購入。
食べる
「苦い!」
これは、まさに胃薬の味。
が、早速胃がスッキリとする。
いやいや、とは思ったものの、翌日も胃腸が快適!
これはいい!と思って調べて見たら、最近注目されているらしい。
黒生姜の効果効能
代謝を改善する「ポリキシフラボノイド」などが多く含有しているとのこと。実際に調べてみると100を超える国際論文が見つかりました。
それらによると、伝統的な効能や有効成分から
滋養強壮・精力増強・疲労回復・血圧調整・腹痛・肥満解消・美容効果
など実に様々な効果を示していて、抗酸化物質も入っていることから、アンチエイジングにも有効なのだとか。
個人的にはかなりの代謝改善に有用だと思っていて、あの胃のすっきり感はなかなか味わえるものではないです。お茶としてもいいのですが、やはり食べてしまうのが一番。とっても苦いのですが、結構癖になります。
今はパウダーにできないかなぁと思案中。
早速農場にも植えて見ました。
サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。