leica Q3と私
こいつはほんとに厄介だ
何度、手放そうと思ったことか。
価格とleicaということで出てくる写真に期待値は上がる。
しかし、出てくるのはだいたい60点だ。
よく買われ、よく売られている理由はそこだろう。
何も意識しなければこんなものだ。
28mmという焦点距離もあるだろう。
何度も何度も手放そう、違うカメラに変えた方がいいかなと思ったことか。
しかしまだ使っている。
それはごく稀に取れる素晴らしい写真があるからだ。
夜でもこの立体感
距離感というか、背景のボケたお城ですら存在感をだしてくる。
この艶やかさ
なんでもない北海道の道端の草の花と虫を試し撮りしたものだ。
なんだこの雰囲気は。
目で見た景色よりも強く美しい情景。
本物の思い出よりも写真で見た思い出の方が強く残る気すらする。
これらが出てきた時やはりleica Q3でなくては行けないと思わせてくれる。
ただいつもは40〜60点だ。
そこが悩ましい。
私の使いきれてないのは置いておいて、なかなか手放せないのは事実。
家族写真を綺麗に残したいというのも相まって使っている。
leica Q2の方がフィルムっぽい写真で好きだがQ3の艶やかさはM型にも出せないものがあり悩ましいところだ。
まだしばらく使ってみようと思う。
最近はQ3はモノクロの方が合うのではと思って、最高の使い方を模索するのである。
いつも喧嘩ばかりしているが仲のいいカップルのような関係かもしれない。
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