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エナジードリンクトレンド2023:2Energy(トゥーエナジー)、Chilling‐チリン‐などのカフェインゼロが続々登場
「レッドブル」、「モンスタエナジー」などのエナジードリンクはカフェイン効果として「眠気が取れる」「集中力が増す」といった仕事、勉強のお供として人気ですが、嗜好性の多様化により「エナジードリンク」の味は好きだけど、カフェインは摂取したくないという人が増えています。
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また、寝る直前までエネルギッシュに勉強・遊びをしたいけどカフェインで寝れなくなるのは嫌だというニーズにも応えてくれるのが、寝る前にも飲めるカフェインゼロエナジードリンクです。
エナジードリンクは覚醒感や高揚感を得られるカフェインを配合した製品が中心ですが、欧州ではオーガニックを原料とする天然成分含有のエナジードリンクの人気が高まっており、日本でもカフェインフリーのエナジードリンクが2023年にトレンドになりそうということで注目です。
エナジードリンク市場の中で盛り上がる、カフェインフリーのエナジードリンク
エナジードリンク市場の中で主要ブランドである「レッドブル」、「モンスタエナジー」からは2023年現在、カフェインフリーのエナジードリンクは発売されていません。
一方で、市場拡大を続けるエナジードリンク市場へ新規参入しようとする糸口の1つとして、カフェインフリーのエナジードリンク新商品が多く発売されました。
カフェインフリーのエナジードリンクは大きく分けて2種類あります。
1:カフェイン代替素材を配合したエナジードリンク
2:リラクゼーション訴求したエナジードリンク
1:カフェイン代替素材を配合したエナジードリンク
1つ目が、カフェインの代わりになる素材を配合したタイプの、カフェインフリーのエナジードリンクです。
代表的なのは、マンゴー葉乾燥エキス(Zynamite)で、カフェイン投与時と類似の脳波の増幅が認められている素材です。
参考:マンゴー葉乾燥エキス Zynamite®
マンゴー葉乾燥エキス(Zynamite)を配合したエナジドリンクとして有名なのは、株式会社TWOとカゴメ株式会社が共同で開発した「2Energy(トゥーエナジー)」です。
2023年に発売されたプラントベースフードブランド「2foods」(株式会社TWO)の「2Energy」では池田エライザさんをイメージキャラクターとして起用。
カフェインフリー・ゼロカロリー・ゼロシュガーの3つのギルトフリーを叶えるプラントベースエナジードリンク「2Energy(トゥーエナジー)」は注目を集めています。
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一方で、元祖カフェインレスのエナジードリンクである大正製薬の「RAIZIN」は、カフェインに代わる植物由来の素材enXtraTM(エネキストラ)を配合したエナジードリンク。
2015年4月の発売以来、約8年間も愛された「RAIZIN」は2023年に販売終了となりました。
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カフェイン配合したエナジードリンクが市場の主流の中、カフェイン代替素材を配合したエナジードリンクが消費者に受容されるか注目です。
2:リラクゼーション訴求したエナジードリンク
カフェインフリーエナジードリンクの中でもっとも勢いがあるのが、リラクゼーション系エナジードリンクです。
現代人のすこやかな生活を支える成分である「GABA」や、お茶などにも含まれる穏やかなライフスタイルをサポートする「L-テアニン」を配合した「CHILL OUT」は、昨年対比約5.3倍の売上を伸ばしており、存在感を示しています。
(参考:「チル」人気で売上5.3倍*に!リラクゼーションサポートドリンク「CHILL OUT」が視覚からもチルを感じられるパッケージにリニューアル)
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また、サントリーはオリーブ果実抽出物、GABA、テアニンが配合されたリラクゼーションドリンク「Chilling‐チリン‐」を店舗限定で発売していましたが、好評につき全国のセブン&アイグループへと販路を拡大して再発売しました。
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大手を中心に、リラクゼーション系エナジードリンクの好調が目立ちます。
注目されるカフェインフリー市場。コカコーラ、伊右衛門特茶でも、カフェインフリー訴求が増加
大手飲料メーカーであるコカコーラや伊右衛門特茶も、カフェインフリー製品を提供する傾向が増加しています。
これは、これらのメーカーが多様な消費者層に対応し、カフェインに対する懸念を解消するための取り組みの一環です。
2017年3月にコカ・コーラ ゼロカフェインは、「仕事やレジャーなどから帰宅して自宅でリラックスして過ごす、夜の時間帯でも関係なく、フリーになるひとときを楽しんでもらえます。」をコンセプトに新発売し、2023年にはセブンイレブンでの拡販となり、消費者に受容されています。
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また、「伊右衛門 特茶」ブランドからカフェイン量が0.00gの「特茶カフェインZERO」が発売されました。
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消費者はカフェインフリーの選択肢を好意的に受け入れており、これらのブランドは市場で競争力を維持しています。
カフェイン以外を訴求した、ノンカフェインのエナジードリンク
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