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健康食品開発者におすすめの本まとめ

食品メーカー勤務しながら、健康食品の商品開発の仕事をしている「ニワトリ先輩」と申します。

人生のパイセンとして、健康食品の商品開発を担当している、1〜3年目の若手を想定してオススメの本をまとめました。
全体的に古い本が多く、年齢がバレますね。。。

技術の本

技術に関してはOJTを中心とした実務、社内にある専門書を通じて学ぶ事が多いでしょう。素材は専門書が多く、ライトに読める良書をしらないので製剤を中心に、若手の時に読んで特に良かった本を紹介します。

食品開発の進め方

味の素で、クックドゥ等の商品開発をされていた方の本。
レトルトに限らず、幅広い食品に関する知識がまとまっています。

20年以上前の本なので内容が古い部分もありますが、食品科学の原理・原則を中心にまとめているので、勉強になると思います。

OJTだと体系的に学ぶ機会が少ないので、こういった書物は貴重です。

固形製剤の製造技術 普及版

錠剤、ソフトカプセルなどの製剤技術の本で、今まで読んだ中で基本がしっかりと記載されている名著です。

既に廃盤なので、中古しか出回っていません。
2倍くらい値上がりしていますので、こんな本があるんだ〜と言う紹介です。

文章をうまく書くための本

商品開発の仕事をしていると、実験計画書・報告書・プレゼン資料など文章を書く機会が非常に多いです。
理系の人はロジカルシンキングは強いのですが、それをビジネス文章へ落とすのが苦手な印象があります。

そこで文章の技術を学ぶ必要があります。

入門 考える技術・書く技術

本家「バーバラ・ミント」の本でもいいのですが、かなりレベルが高いので、入門書のこちらがオススメ。
読み手がわかりやすい文章を書くときのテクニックが詰まっています。

ドキュメント・コミュニケーションの全体観

文章力にある程度、自信がある場合は、以下2冊がオススメです。
若手コンサル向けの名著で、我々技術者にとっても非常に有用です。

仕事術の本

私自身が若手の時は精神論が多かった記憶があるのですが、最近読んでオススメしたくなる本を集めました。

ずるい仕事術

日本の名物テレビプロデューサー、佐久間 宣行さんの本です。
若手向けの仕事術の指南書で、カッコいいおじさんになれるヒントが詰まっています。

思考のための本

自分の頭で考える型を身につけることで、効果的に問題解決ができるようになります。

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

「ロジカル」ではなく「ひらめき」を求められる機会が、商品開発では多いです。そこで大切になるのが「マーケット感覚」です。

ロジカルシンキングと対になる思考法を、わかりやすく解説している名著です。

問題解決の全体観

若手コンサル向けの名著で、ロジカルシンキングの本質が学べます。
ある程度、経験を積んだ人でも学びが多く、私自身長期休暇の際は何度読んでる名著です。

マーケティング系の本

商品開発は技術系の仕事ではありますが、マーケティング部門の人と対等に会話する必要があります。
そのために必要な知識が学べる本を選びました。

新マーケティング原論 ──「売れる戦略」のシンプルな本質

ボストンでマーケティング戦略の立案されていた、津田 久資さんの著書。
優しい言葉でマーケティングの本質を浮き彫りにしてます。

言葉1つ1つにしっかりと定義をして理論を展開していくので、理系の頭にはスッと入ってくる本です。

商品はつくるな 市場をつくれ――キリン「伝説のヒットメーカー」商品づくり24の技法

元キリンビールで、同社初の発泡酒「麒麟淡麗〈生〉」「キリンチューハイ氷結」を大ヒットさせた著者による、商品開発の指南書。

売れる商品を作るにはどうすればいいか?というHintを与えてくれます。

その他

食品開発と全然関係ないですが、個人的に好きな本を紹介します。
ものづくりのセンスが少しだけ学べる本です。

ハッカーと画家

著者のポール・グレアムはスタートアップの養成所「Yコンビネーター」の共同創業者で、 Airbnb、Dropbox、Stripe、Reddit など数多くの有名なスタートアップを排出したすごい人。

日本語訳エッセーが刺さったら、本書はオススメ。


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