ふみやの襤褸と日々の観察

古道具キミドリ(広瀬町)店長。 元々パン屋さんだった建物と立派な梁のある古い蔵で構成さ…

ふみやの襤褸と日々の観察

古道具キミドリ(広瀬町)店長。 元々パン屋さんだった建物と立派な梁のある古い蔵で構成されたユニークなお店で働いています。 異国情緒あふれるアンティーク、ヴィンテージ、レトロに特化した雑貨や家具をラインナップ。

ストア

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    無垢材 リメイク スツール

    商品コード:231321252 Size=幅:24cm 高さ: 46.5cm 奥行:24cm ※ヤマト運輸宅急便140サイズにて岡山県より発送となります。 【コンディション】 ※全ての商品は中古・使用品です。 ・座面は荒削りの状態ですので、座る際はクッションや布などを敷いてのご使用をおすすめします。 全体の雰囲気を損ねるようなダメージは無く、これからもご愛用頂けるコンディションです。 ※メニュー欄「SHOPPING GUIDE」のページにて、ご購入時の注意事項を掲載しております。ご購入前に必ずご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。
    8,800円
    古道具キミドリ
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    竹編みの花入

    商品コード:231322238 Size=幅:18cm 高さ(花入まで): 30.5cm 高さ(手提まで):51cm 奥行:14.3cm ※ヤマト運輸宅急便140サイズにて岡山県より発送となります。 【コンディション】 ※全ての商品は中古・使用品です。 全体の雰囲気を損ねるようなダメージは無く、これからもご愛用頂けるコンディションです。 ※メニュー欄「SHOPPING GUIDE」のページにて、ご購入時の注意事項を掲載しております。ご購入前に必ずご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。
    8,800円
    古道具キミドリ
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    ブリキの魚籠

    商品コード:231322237 Size=幅:26cm 高さ: 21.2cm 奥行:20cm ※ヤマト運輸宅急便120サイズにて岡山県より発送となります。 【コンディション】 ※全ての商品は中古・使用品です。 ・全体的に経年による錆があります。 全体の雰囲気を損ねるようなダメージは無く、これからもご愛用頂けるコンディションです。 ※メニュー欄「SHOPPING GUIDE」のページにて、ご購入時の注意事項を掲載しております。ご購入前に必ずご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。
    2,200円
    古道具キミドリ
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    無垢材 リメイク スツール

    商品コード:231321252 Size=幅:24cm 高さ: 46.5cm 奥行:24cm ※ヤマト運輸宅急便140サイズにて岡山県より発送となります。 【コンディション】 ※全ての商品は中古・使用品です。 ・座面は荒削りの状態ですので、座る際はクッションや布などを敷いてのご使用をおすすめします。 全体の雰囲気を損ねるようなダメージは無く、これからもご愛用頂けるコンディションです。 ※メニュー欄「SHOPPING GUIDE」のページにて、ご購入時の注意事項を掲載しております。ご購入前に必ずご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。
    8,800円
    古道具キミドリ
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    竹編みの花入

    商品コード:231322238 Size=幅:18cm 高さ(花入まで): 30.5cm 高さ(手提まで):51cm 奥行:14.3cm ※ヤマト運輸宅急便140サイズにて岡山県より発送となります。 【コンディション】 ※全ての商品は中古・使用品です。 全体の雰囲気を損ねるようなダメージは無く、これからもご愛用頂けるコンディションです。 ※メニュー欄「SHOPPING GUIDE」のページにて、ご購入時の注意事項を掲載しております。ご購入前に必ずご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。
    8,800円
    古道具キミドリ
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    ブリキの魚籠

    商品コード:231322237 Size=幅:26cm 高さ: 21.2cm 奥行:20cm ※ヤマト運輸宅急便120サイズにて岡山県より発送となります。 【コンディション】 ※全ての商品は中古・使用品です。 ・全体的に経年による錆があります。 全体の雰囲気を損ねるようなダメージは無く、これからもご愛用頂けるコンディションです。 ※メニュー欄「SHOPPING GUIDE」のページにて、ご購入時の注意事項を掲載しております。ご購入前に必ずご確認いただきますよう宜しくお願いいたします。
    2,200円
    古道具キミドリ
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最近の記事

古道具店で「BAR」を開いてみた。

今年の4月半ば頃だったか、 BARの一席で決まった。 「古道具店で『BAR』をやろう」 僕はほろ酔い状態だった。 遡ること数ヶ月前、「今度、表町の方でBARを開こうと思ってまして…」と、 30代タッパのある男性が広瀬店に来店した。開業に伴う店内什器や雑貨、食器まで色々と探している様子だった。この店舗はヴィンテージ家具が中心なので、アンティーク感とか大正ロマンとか”オーセンティック”とか、独特なエッセンスで他ジャンルの家具を組み合わせ、インテリアを提案することができる。

    • 古道具が好きであること / 倉敷芸文館懐かしマーケット

      2024年6月30日(日) 早朝4時起床。 いつもの出勤時間は10時半だが、この日は5時半までに出勤。眠い目を擦りながらスマホを手に取り、こんな日でも毎朝のルーティンとなったDuolingo英会話を欠かさない。アプリを起動させ、1ステージだけクリアした(現在ログは78日目)。なんだかんだ語学に触れることが好きで色々試してきた結果このアプリがしっくりきている。 毎朝5分弱の学習だが、ログが更新され続けるたびに自身の頑張りが記録されていくから、少しニヤけてしまう(僕は本当に単純

      • 古道具は全て誰かの「居心地」を提案しているのだと思う。

        先週の何気ない平日。 涼しげな風が吹く気持ちのいい日で、平日だというのに祝日と同様の来店があった。来店が多かったことは特別珍しいことではなく、旅行で岡山に来ていた人もいれば仕事が休みだった人、たまたまいろんな人たちの日程が重なり、たまたまキミドリへ行こうと思ってくれた日だったのかもしれない。「今日はこういう日か」とワクワクした。 レジ回りでお皿を洗って値付けの用意をしていたところ、入口前に人影が見えた。スラっとした佇まいで珍しそうな顔で古道具をじっと見ていた。 どうやら日

        • この頃の日常話

          最近の僕はあまり古道具に触れていない、決して嫌いになったわけではなくただ古道具に触れていなかったのだ。食器に力を入れてからというもの、出勤時は必ずハイターや水につけていた食器たちをバットに移し乾かす作業と、ストック部屋にある入荷したての食器が入った箱の中から、宝石(食器)たちをとりだし洗い作業の準備をする。ほとんどこの繰り返しの毎日である。品出し状態になった商品は、他のスタッフが値付けやレイアウトをしてくれている。 全てに手を回そうしてしまうのが僕の悪いところでもあり良いと

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          ぼくはタイムトラベラー。

          先週の5月25日(土)・26日(日)の2日間、岡山市北区北長瀬駅付近にある「ブランチ北長瀬」にてイベントが開催された。 年間を通して何回か開催される催しものだが、主催の方から毎度お声がけをいただき、出店させてもらっている。こうしたイベントは、商品を通してどんなお店なのかをわかりやすく人に伝えることができる。出店者側からすると、まことに嬉しい限りである。北長瀬駅から降りて徒歩3分程度に位置するエリアのため、イベントの事を知らなくても人通りは常に多い。しかも土日開催のため、ジョ

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          襤褸襤褸

          14時42分。先ほどからタイピングしては消してを繰り返している。 実は書きたいことが少なくなってきて困っているところだ。 きっと日常の些細なことをたくさん見逃しているのかもしれない。 毎日noteを更新す続ける人たちはすごいな。 気になる言葉について触れみようと思う。 ”襤褸”。 これで”ぼろ”と読む。 画数が多い漢字はなんだか格好がいい。”軍艦””戦艦”みたい。 「ボロボロの布切れ」より 「襤褸襤褸の布切れ」の方がもっと崩れ落ちたような、 本当に襤褸襤褸のような感じが

          てぬぐいをつかう。

          拭く、敷く、巻く、着る、飾る。 「手ぬぐい」の使い方は毎日を少しだけ楽しくする。 汚れや濡れたモノを拭いたり、 家具のメンテナンスに使ったり、 掃除道具として使われていることが多い。 でも、それだけじゃなんだか勿体無いような気もしていて、「手ぬぐい」っていう道具をインテリアの一部として見ると、着たり、敷いたり、飾ったり、少しだけ毎日を楽しくさせてくれる布なのかなーなんて想像してみたりする。 少しだけ起源の話。 だいぶ遡ること奈良時代、起源は諸説ある。 元々は装身具(飾り

          古道具によって繋がれる”人” / titose ・ 千歳昼一「古道具のある暮らし」

          古道具が、たくさんの人を僕のもとへ引き寄せてくれた。 たまたまお店の什器を探しにこられた方と出会い、そこから思いもよらぬ人たちと繋がって、今では「地球不動産」というアート活動にまで発展している。これも全て古道具という存在が大きい。思考を少しだけ加えて価値に変化を与えると、一つの点だったものが線として繋がっていく。 僕たちが店舗外でイベントに参加する形においても似たような現象が起こる。 例えば毎年、倉敷芸文館で定期的に開催される懐かしマーケットは、日頃出会うことがほとんどない

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          動線

          「レイアウト」は奥が深くて正解がない。 というか、「正解がない」わけでなく「正解だらけ」なのかもしれない。 お店で商品をレイアウトしたり自宅で家具をレイアウトしたり、目的や間取りなどの環境によって考える動線は異なる。「商品の見栄えも良くていいレイアウトができた!」と満足のいくレイアウトができたとしても「とりあえずいいアイデアが思い付かないからここに置いておこう」と何気なくレイアウトした家具の方が見栄えよく写って先に購入に繋がるケースだってある。 某ロックバンドが言っていた「

          植物にまつわる古道具

          「人」と「道具」と「植物」は互いに補い合っている。僕らは生活の仕方やリズムが「人」によって違うから、自身に見合った「道具」を上手に選択し使いやすいように、まずは生活そのものを実用的に整えようとする。もちろん”それだけ”で生活は成り立つのだか、インテリアを扱う身としてはどうしても勿体無いと考えてしまう。 実用的に整えた空間が悪いとか、こういうモノを取り入れるべきだ!とかそんなことを言いたいわけでも、強制したいわけでもない。 ただ、「少し味気ない気がしない?」って考える時がたま

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          地球不動産「一間」1/315,000,000,000,000 ②

          「場所」が「居場所」になる。 1月に彼と会った一夜では明確な「解」は出なかったが、この言葉だけを頼りにしていた。その後、彼は仕事でまた東京へ帰ったのだが、3月に「場所が居場所になりゆる」場所を探しに出かけようということになり、とりあえず休みの日程を合わせ、出かける約束をした(カップルかよ)。 僕は漠然とした試みに新しい何かが始まる予感がして胸がいっぱいだった。 2月3月中旬とお互い特に連絡をとることもなく、というかお互いサラリーマンでもあったし忙しかったのだが、ほとんど

          地球不動産「一間」1/315,000,000,000,000 ②

          地球不動産「一間」場所が居場所になる。①

          彼がインスタグラムで呟いた、「誰にも所有されていない公園があったらいいのに」と。そして僕も共感し、思った「そんな場所を作ってしまおう」と。 彼とは共通の知人たちを通じて知り合った。(その共通の知人も”ある”古本屋で出会ったのだが)お店のお客様として足を運んでくれたのが最初で、その時普段何してる人で何を考える人なのか全くわからなかったけど、なんとなく感性のベクトルが似ているような気がした。だから当然意気投合した。 休みが被ったりすると一緒に遊ぶようになった。彼は普段、東京と

          地球不動産「一間」場所が居場所になる。①

          思い出は引き出しの中に。

          うわっ!お金だ! まだ入荷して日が浅い無垢材の小引き出しをスタッフが掃除していたところ、引き出し内に敷かれていた折り込みチラシの切れ端の下から(湿気などが気になったり、古い引き出しの中にはよく敷かれていることが多い。先代の知恵的な?)お札を2枚見つけた。これは絶対そうだ。所謂「へそくり」っていうやつだな。 今回はお金だったけど、古道具買取あるあるの一つで百発百中(は言い過ぎかも)小引き出しを買取するときはゴロゴロ、コロコロ、チャリチャリと必ず音がなる。その音は裁縫道具の待針

          思い出は引き出しの中に。

          アイガーチェアという概念。

          入荷した時から「この椅子はかっこいいなぁ」と思っていたけれど、毎日用もないのにじっと見てしまう(仕事しろ)。店内には腐るほどかっこいい家具が他にも溢れているのに、僕の世界では何番目かに美しい存在だ。 アームから脚部にかけて流れるように曲げられた曲木技術。これでもかと言わんばかりの曲げ具合は技術の賜物といえよう。テーパード気味にキュッと締まった脚元は特に美しい。 縁側へそっと佇む姿が僕には容易に想像できてしまう。 他を寄せ付けない雰囲気かと思えば、ジャンルに縛られていない実

          アイガーチェアという概念。

          なんちゃって民藝展

          を、開催。 開催、なんていうと大袈裟に聞こえるが、時に”同じようなモノ”が急にお店に集まるのだ。それは僕たちのサービスとして存在する「買取」だ。 このサービスのおかげで僕らは毎日、今日はどんなモノと出会えるのだろうとワクワクするし、リユースショップの醍醐味の一つとも言える。もちろん「買取」がない日も存在するが、毎日等しくワクワクしていることは間違いない。 少し前の「砥部焼」だって、このサービスのおかげでお客様からあれだけ多くのお品を買取させてもらえた。いつも買取のご依頼を

          ノベルティ第一号

          古道具キミドリ オリジナルノベルティが完成した。 スタッフの間ではたまぁーに作ってみようかと話題になったり、囁かれてはいたのだが、なんやかんや実際に作ろうとまで話が進まず… 「リユースショップキミドリ広瀬町店」から「古道具キミドリ(広瀬町)」へ。 今期からは他店と差別化した体制となり、店内は2店舗(キミドリ学南町店・キミドリ松島店)とはコンセプトも商品構成も全く違う。実際にお店に来店頂いた方なら見ての通り、店内は「食器」と「古道具」のみで占められている。 このコラム内で