自他の境界線、不要


人間関係におけるほぼ全ての悩みは、「自意識過剰」で終結することに私は気づいている。

すべては受け取り側の解釈次第。
受け取り側自身に愛情のベクトルが向きすぎていると、発信側が意図していなくても攻撃されていると感じてしまったり、悲しみにおそわれてしまう。

相手が何を言おうがしようが、それが相手の自然であり本質。

だから、それに反応してしまうのは、自意識過剰と解釈してる。


お互いが平穏に自立した良い関係を築くには、
「自我」をとっぱらうのが一番だと思う。

私たちは人間関係において、自我が強すぎる。
自分が愛されたい、自分は愛されない、自分が、自分が、という意識が強すぎる。
だから満たされないし、対人関係の不満が生まれる。


私が他の誰でもない私を生きている、ということは紛れもなく事実である。

私は私の意思を大切にして、人生の選択をし続けなければならない。

でも、それが「私に対して愛情のベクトルを向けること」と捉えてしまうと、とても生きづらい。敵を作ってしまうので。


自分も他人も超えて、すべての命に対して、慈悲深く愛情深い、母性をもちあわせることが、
私が追い求める高いレベルの精神世界。


これが他の誰でもない私を生きる、私の選択。

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