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斬られすぎた患者

【療養日記2024 7月9日(火)☀️→☁️】

 今日は化膿性脊椎炎の定期診察で朝から横浜医療センターに。暑さも容赦なしでほんの5分ほど歩いてももう汗が止まらないくらい。

 四月で主治医がまた交代し新しい主治医と会う。先ずは近況から話すも執刀医が斬りすぎでしたねという話に。確かに僕が信用してすべてを託した執刀医は大規模な移植手術で斬りすぎだろうとは思ったが一生身体の中にあるだろうと思っていた金属棒は2年ほどで取ることができた。

 しかしその後の手術創に対してはあまりケアしてもらえなかったし、主治医が代われば今後もそれは期待できない。後は自分で体質改善なり筋肉増量なりを実践しなければダメなんだなと今回は痛感した。

 ただあれだけの大手術を受けたことに関しては後悔する気にはならない。そうでなかったら今頃はもっと痛い目に遭っていてもおかしくはないと思う。

 今日で痛み止めの一種類は止めることにした。しかし今後も朝晩のトアラセットと昼のロキソプロフェンは続けていく。

 今度の主治医は9時から診察を始めるので9時半には全てが終了。火曜日なので帰りに毎週寄る野菜即売所に寄ってトマトとネギを買ってきた。

 今日はそれ以上の外出はしていない。暑くて外に出るだけでなくベランダに出るのだって危ないなと思った。

 午後からはYouTubeで夏の環境音を流しながら過ごす。昼間はセミの声、夕方は同じセミでも蜩の声だ。周りでもセミの声が聞こえるようになりいよいよ夏もやって来た感がある。

 しかし夏ってこんなに暑かったかな。自分が歳をとっただけなのかもと思うこともよくある。あと半月もすれば夏休みが始まる。今年は無事に夏を過ごす事ができるのだろうか。あれこれ考える。今日もまた斬られすぎたであろう手術創がひどく痛む。それでももう為す術はないんだなと知らされる■

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