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ちょっとだけ前向きな言葉(101・102)

●誰かのために行動するなら行動することだけを考えたい。誰かを愛するのなら愛することだけを考えたい。

 何かを行うときには時にはその事ばかりを考えていたい。ある程度の集中が自分には必要で、マルチタスクは基本苦手である。不器用だから物事は一つずつ、その事ばかりを考えて行わないとすぐ失敗してしまう。

 19世紀の英国詩人、エリザベス・ブラウニングは「私を愛するのなら愛することだけを考えて」というくだりを抒情詩に残している。何か大事な事をなす時にはこの言葉のようにそれだけを考える。それが最も効果的で伝わるものではないかなと思う。

●愚痴ったり嘆いたりするくらいなら自らを省みるべきだ。愚痴や嘆きから生まれてくるものなど取るに足らぬものだ。

 自分自身にも問題がある場合、ただ愚痴を言ったり嘆いたりするよりも自分自身を見つめ直す必要がある。自分の不満や苦しみをただ他人に訴えるだけでは問題は解決しない。

 人生において自己省察と自己改善は必要なことだ。自分自身にも問題がありそうな場合、責任を他人に押し付けたり、愚痴を言ったりすることは問題の解決にはつながらない。代わりに、自分自身を振り返り、問題に対して建設的にアプローチすることが求められる。

 愚痴や嘆きは、時にはストレス発散に役立つこともありますが、それだけのことで問題を解決することはできない。自分自身にも問題がありそうな場合は自分自身を省み、自分自身の行動や思考パターンを変えることで、問題解決の糸口も見つけられるかも知れない。そうすることで、よりよい人生を送ることができ、他人との関係も改善することができるであろう。そうなれば愚痴も出てはこないはずだ。

 わかっていながら自分も愚痴が多い、愚痴を言っている時間があったら他のことに使えばいいのにそれがなかなかできない。愚痴っている時に使う頭を他のことに回せばもっと良いことができるだろう。そう考えると愚痴っている場合ではないのはよくわかるが、それがなかなかやめられない■

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