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ちょっとだけ前向きな言葉(251・252)

●慣れた生活様式を変える事は非常に困難だがそこから新しい自分が生まれる。生活様式を変えるのに命をかける価値はある。


 人々は慣れ親しんだ生活を変える事には抵抗を感じるものだ。基本的に変化には不安や困難を伴うからだ。しかし同時に変化のない生活パターンは慣れるにつれて弊害を来すものでもある。

 新しい生活様式や習慣を受け入れることは、初めは不安や適応の困難さを伴うはずだ。しかしその過程で新しい自己を発見し、成長する機会も生まれるはずである。新しい挑戦や経験を通してより豊かで充実した人生を築く事ができ、それは時として今の生活を抛ってでも得たいものでもある場合もあるだろう。

自分の姿を見失いそうになった時、古い生活を見直す絶好の機会かも知れない。

 今の慣れた生活と引き換えに新しくてより充実した生活を追求する事は決して無駄な事ではないと思う。そう信じてライフスタイルを変える事は意味のある事ではないだろうか。


●いい歳をして拗ねて駄々をこね、大げさな動作で人の気を引く者はその行為がふさわしいと思われる歳から成長が止まったのと同じ。


 大人としての成熟度や社会的なマナーや責任感が備わった段階で、まだ子供のようにわがままな振る舞いや無理な注目を求める行為をする人は通常はその行動が不適切であると見なされるものだ。このような行動はその人の成長や発達が止まった印象を与えるが、それだけでなく実際にその精神年齢であることを外に露呈していることでもある。特にこのような事を繰り返していると年相応に見られないと思われなくなり、そもそも精神的にその程度の年齢で成長が止まっているのだと思われてしまう。

入院するとこういう赤ちゃん返りをした患者ばかり。

 人の気を引く時には年齢相応の立ち振る舞い方があるが成長仕切れていないものは幼稚な行動に走る。なぜならそれが一番頭を使うことなく簡単にできるからだ。

 年を重ねたら年齢やそれ相応の適切な行動や態度を持つことが大切であり、子供のような拗ねた振る舞いや大げさな演技を続けることは、他の人にとっては成熟していない印象を与える可能性がある。それだけでなく実際にその年齢相当にまで成長仕切れていない事を露呈している可能性もある■


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