人生の主人公
気づけば、今年も4分の1が過ぎました。
本日は「清明」です。
清明(せいめい)4月4日〜4月19日頃
清浄明潔(しょうじょうめいけつ)という言葉を訳した季語です。
「空気は澄んで、陽の光は明るく万物を照らして、全てがはっきりと鮮やかに見える」頃と言われています。
また、芽吹いた植物の葉が開き、なんの植物かがわかるようになる季節とも言われています。
春の妖精と言われるカタクリの花や、鮮やかな色合いのアネモネも咲く時季です。
食材で言えば、新じゃがや初ガツオ。
意外にニラもこの時期が旬で、柔らかく、味もよいそうです。
こんにちは、大野です。
4月になり、多くの企業が新入社員を迎えていますね。
いかにも新入社員といった方たちを見かけると思わずエールを送りたくなります。
新入社員研修の多くがオンラインとなりましたが、新入社員だからこそ対面での実施を希望される企業様もいらっしゃいます。
どのような形態であれ、新入社員にとっては1度きりの大事な導入研修。
学生から社会人への切り替えとして、これからの仕事へつなげられるよう
尽力してまいります。
帝国ホテルで毎年新人研修を担当していた経験を活かし、一方通行の講義形式ではなく、より実践につながるように。
そして新入社員が主体的に研修に取り組めるような工夫をしています。
新人研修の設計、費用面などでお悩みの方がいらっしゃいましたら、いつでもご相談に乗りますので、下記フォームから遠慮なくご連絡くださいませ。
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人生の主人公
「春」といえば、入学や入社や昇格、人事異動など、出会いや別れ、思いがけない変化が訪れる季節でもあります。
あれは2年前のこと。
長年勤めた帝国ホテルを辞めたのは、本当に大きな変化であり決断でした。
多くの方に、
「なんで?」
「もったいない!」
「このまま行けば役員候補でしょ」
と様々に慰留されました。
それでも、新たな一歩を踏み出す決断が揺らがなかったのは、ある人との別れがあったから。
幼馴染であり、親友であり、ソウルメイトでもあった彼女は、いつも自由で、思い立ったら即行動。
側で見ていてヒヤヒヤしながらも、心のままに生きる自由さに憧れていました。
そんな彼女が、齢40にして乳がんで亡くなる直前のこと。
私たちの最後の旅の途中、彼女は、大きな青空を見上げて
「加奈ちゃん、人生って映画みたいだね。
私はこれからも加奈ちゃんの映画を
空からずっと観ているからね」
と晴れやかな笑顔を見せました。
彼女との別れが近いことを感じて、心の中で泣きながら、思わず
「何言ってるの〜」
と笑って返すことしかできなかった私。
私が主人公の映画。
どんなストーリーにするかは自分次第。
「自分に正直に生きているか?」
「大事にしたいことを大事にできているか?」
「限られた人生、何をしたいのか?」
彼女が本当に旅立ってしまった日を境にずっと問い続けました。
そして、私は自分が本当にやりたい人材育成の仕事を選ぶことにしたのです。
彼女の顔が心に浮かぶたびに
「自分の人生を大事にできているか?」
と、問いながら過去を振り返れば、当時の私は自分の人生をどこか他人に委ねているところがありました。
与えられた場所
与えられた立場
与えられた仕事
その中で精一杯役を演じてきたつもり。
しかし、お膳立てされた条件に従って生きるのは、自分を脇役として扱っているのと同じことだったと今ははっきり分かります。
いつか映画の幕が閉じる日まで主人公として精一杯生きて、彼女に感想を聴いてみたいと思っています。
自己表現力ワークショップ
先日よりお知らせしているオンラインサロンは、5月初旬を目処にオープン予定です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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