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~糸~

カタカタと
クルクルと
紡ぐ糸

優しい音と
柔らかな手触り
スーッと伸びる
一本の糸に
人生を重ねた

色合いも様々
歪になることもあれば
切れてしまうこともある

でも
一つ一つの工程を
丁寧に
大切に
向き合う

始まりの瞬間
そこから
今もずっと
糸は続いている

目を離すと
絡まり合ってしまうこともある

固く結ばれた
その場所は
また一つ
私に
大切な気付きを
与えてくれる

絡まりが解けて
自由になっても
その感触は残る

丁寧に
優しく
手でなぞる

「ありがとう」の
温もりを感じた

一本の糸が
織りなす世界

可能性は
無限大

心を込めて
大切に織る

大切な人のため
そして
大切な自分のために

カタンカタンと
音が鳴る
私の鼓動(おと)が
重なる

命の音
私の言葉

織りなす世界が
カラフルになる

一つ一つのゴールが
次の世界を
見せてくれる

パチンと切った糸が
次の始まりとなる

光の糸が
続いてく

今日もまた
大切に
糸を紡ぐ

2023.10.27


*大切なあなたへ*

大切なお仲間の一人。
「みかんちゃん」こと「三宅加奈子」さん。

柔らかく、穏やかな笑顔で微笑むみかんちゃんの笑顔は、
いつも私の心を優しくしてくれます。

そして、みかんちゃんの温かな手から生み出される数々の作品は、
どれも優しく、どこか温もりを感じる素敵な作品です。

小さな頃から、自分が欲しいものは自分の手で作ってきた。

そう語るみかんちゃんは、どこか誇らしく、
そして、美しく、輝いていた。

作品一つ一つが、
きっとみかんちゃんが生きてきた人生を支えてきてくれたのだと
勝手ながらに感じました。

形が決まったものを作るのではなく、
「組み合わせる」。
一見、混ざり合わないものが、
みかんちゃんの手によって絡まり合い、
認め合い、
手を繋いで一つの作品になる。
それは、とても優しい世界。

作品は、みかんちゃんの大切な「思い」、「言葉」の一つである
と感じます。
話すことが「好き」と思えるようになったみかんちゃん。
そこを今まで支えてきてくれて来たのが、
沢山の作品、手織りだったのかもしれません。
いつでも「言葉」として伝えられるように、
形、作品として表現されてきたのかなと感じました。

今、大切なご自身の手織りの作品達を楽しそうにいきいきと
語るみかんちゃんが光り輝いていて、
とっても素敵です。

みかんちゃんの紡ぐ糸がまたどんな世界を見せてくれるのか
とても楽しみです。

みかんちゃん、素敵な時間をありがとうございました。

出逢っていただき、ありがとうございます。応援を力に変えて、一歩一歩進んでいきます。応援よろしくお願いいたします✨