見出し画像

【読書記録】いま、すぐはじめる地頭力

こんばんは。暑すぎるので保冷剤を脇に挟んで出かけました、あおさんです。


今日は土曜日なので読書記録です✨


💡読んだ本

いま、すぐはじめる自頭力
(細谷功 著)

◆どんな本か?

ビジネスコンサルタントの著者が書く「地頭力」を鍛えるためのトレーニング本。




◆地頭力とは?


・地頭力とは、
 仕事や人生の問題をスピーディーに解決し、さらには新しいものを創造することができる「考える力」のこと
・地頭力の本質とは、
 結論から、全体から、単純に考える力
 と定義されている
・地頭力とはつまり、日々の問題を解決する力のこと

~地頭力を使った問題解決の手順~


①結論から考える(=仮説思考)
・・解決したい課題の結論を想定して課題解決に取り組む

➁全体から考える(=フレームワーク思考)
・・課題の全体像を捉える
・・複雑な課題対象を特性別に分類
・・ひとつずつ取り組める程度の難易度に分解
・・さらにそれらの中から重要度や難易度が高いところから着手していく

➂単純に考える(=抽象化思考)
・・かみ砕いた対象を一般化、抽象化、単純化して問題を解いていく

具体例
<試験勉強>という問題を解決する場合
①結論から考える
→当日試験で合格点を取る
➁全体から考える
→全体の教科を見て優先順位の作戦を立てる
➂単純に考える
→過去問を一つ一つ個別に覚えるのではなく、
 各々の問題に共通している解答のツボを押さえる

~地頭力とは「離れて考えること」~


◆地頭力に必要なのは三つの「考える力」
①仮説思考力
➁フレームワーク思考力
➂抽象化思考力

★「離れる」というイメージを持って考える

◆結論から考える仮説思考
・自分とは離れた「向こう側」から「こちら側」を考えるイメージ
 (もう一人の自分を置く)

◆全体から考えるフレームワーク思考
・地上にいる自分から離れ、上空から自分を眺めて考えるイメージ

◆単純に考える抽象化思考
・対象となる複数の対象物から離れて考えるイメージ

~それぞれの「考える力」の鍛え方~


①仮説思考力
・結論(最終目的地)を設定し、
そこにたどり着くまでの効率的な方法を考える
→そうすれば、「逆算して」考えることができるので
情報収集や分析の作業を最小限にできる
・”完璧主義”に陥ると仮説思考ができなくなるので
 まずは65点の答えを出してから先に進む

➁フレームワーク思考力
・上空から地図を見るように、対象を客観的かつ全体視点で眺めてから問題解決に着手する
→そうすれば、思い込みを少なくした状態で問題に取り組むことができる
・フレームワークのテンプレートを活用する
→5W2H(Why/What/When/Where/Who/How/How much)
→経営戦略の3C(Company/Competitor/Customer)
→マーケティングの4P(Product/Price/Place/Promotion)
など
→この中で最も効果が高いのが5W2Hで考えること

➂抽象化思考力
・ある目的に従って本当に重要な特徴だけを取り出して考える
・言葉や概念を抽象化(一般化)することによって、一般的な定義にしていく
→そうすると、一見全く違って見えるものが同じ特徴を有していることを発見できることがある


◆地頭力トレーニングにはフェルミ推定

・フェルミ推定は、考え方の訓練ツール
・フェルミ推定は、HOWではなくWHYを学ぶためのもの
→フェルミ推定で仮説を立てたうえで効率的に情報を集めれば
ビジネスの場で役立てることができる(生産性があがる)



以上です!

なかなか難しいと感じましたが、なにか問題を解決するには
「仮説」を持って、結論から先に、全体像を客観的に、単純に考えてみる
ということを意識してみようと思います!

それではまた♡



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?