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森のクスリ「フィトンチッド」

午前中、出版手続きの作業をしていたら、更新すべきところで何度もエラーをくらい、思いもかけずに長時間やり直す羽目になりました。ご存知の方もいらっしゃるかどうか、キンドル、ペーパーバッグの出版は、原稿とは別に表紙の提出もしなければならず、1ミリでも狂っていようものなら、KDPから(アマゾンの出版部門)問答無用で突き返されます。

一般の方が自力でキンドル出版しようと思えばできないことはないですが、KDPにアカウントを作り、税に関するインタビューをこなし、原稿、表紙を整えるという作業は恐ろしく時間がかかります。そんな時間と体力の消耗を防ぐために私たちのようなプロがおります。
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さて、エラーが出るおかげでかなりの時間をとられ、無事出版手続きを終えた頃には頭はぎりぎりと痛み、首と肩は何かに憑依されたかのように重くなってしまいました。少しお昼寝してみたけれど、頭痛は治まりません。

海と山に囲まれた田舎町に住んでいる私は、こういう時は迷わず森へ行くことにしています。森にはフィトンチッドという物質が存在し、消臭・脱臭の効果、空気を浄化する力があります。傷口を治し、殺菌効果も高いらしいので、とにかく調子が悪くなったら森へ散歩に行くようにしています。

午後3時過ぎの森への入り口

家の裏に標高100メートルほどの小さな山があるので、頭痛の時や人間関係に疲れてしまったら、いつもこの森の中へ逃げ込んでいます。

森に入ると本当にウソのように頭痛が消え去りました。これはもしかしたら都内でも代々木公園や新宿御苑など、植物の多いところなら同じかもしれませんが、森の香りに触れた途端に解熱するかのように頭の痛みが消えました。

森の中って色んな植物や動物がいるのに、異臭がすることってまずありませんよね。それもフィトンチッドの殺菌&消臭効果のようです。歩いていると「あ、アロマの香り」と思う時があるけど、野生のアロマオイルというか、こちらが本物のアロマオイルですよね。

夕方だから人が少ない、いやほぼ貸し切り状態

標高100メートルのプチマウンテンの頂上からは相模湾を一望できます。西には富士山、箱根方面までどあ~っと広がっていて絶景。この景色を見てしまうともうエラーが出て首が痛かったとか、近寄りたくない人との付き合いとか、すべて忘却の彼方、どうでもよくなっちゃう。

私は都内生まれの都内育ちの都会派なんですけど、今は田舎の空気が必要みたい。都内と田舎と、夢は二拠点生活かなと思い始めています。田舎はとにかく空気がきれいなことと、時間の流れ方がゆっくりなので、呼吸が深くなるような気がします。都内から引っ越してきた時に連れて来た植物たちも、モリモリ元気に育つんです。

このぉ木なんの木…♪

さて最後にプチマウンテンの頂上にいる楠の大木を紹介します。写真だとわかりにくいけど、ハグしても手が回らない大きさです。いつもこの子に抱き着いて「頑張ってるよ」「今日も来たよ」とかやってます(笑)。木に抱きついたことありますか? すごいの、存在感が。ビクともしないし、全力で受け止めてくれます(当たり前だけどね)

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