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2024年に出版してみたい方へ


今日は私の本業、キンドル出版についてお話したいと思います。
2016年よりキンドル出版の仕事に携わり、多くの著者さまの本を世に出して参りました。

著者さまとの打ち合わせを何度も重ね(対面が一番理解を深めますが、ZOOMでも問題ありません)お話を伺い、心のうちを聞かせて頂いているうちに「あ、実はそう思っているのですね」「そういうことだったんですね」というところに必ず着地します。ご本人にも気づいてない場合も多く、「それ」に触れた時、著者さまがどんどん変化されていくのがわかります。

「自分の本を出版する」となると、最初はよそ行きな雰囲気で、自慢できるエピソードばかりを綴ったり「私ってこんなイイ人なの」というようなカッコつけちゃんが現れたりします。私からすると「まだまだガードが堅いな」という感触で、さあどうやって心をほぐしていこうと腕がなります(笑)。

これがまず一段階です。ここで絶対に「ガードを取るものか」と鉄壁の鎧をまとっている方とは、契約までは至りません。さらけ出すのは恐怖なのだと思います。そしてそれを無理強いする理由も私にはありません。

さて、私も一応プロの端くれなので、「一体何が一番言いたいことなのか」「心の奥に引っかかっていることなは何か」「本当の気持ちって?」などを探っていくと、必ずや「それかあ!」という事実に辿り着きます。

人に話すには少し戸惑うことだったり、こんなこと書いたら軽蔑されるんじゃないか、私ってこんなダメな人間なんだ、というような内容のことが多く、でもそこを話してしまうと著者さんは安堵の雰囲気に包まれ、「もうこの人にはカッコつけてもしょうがない」と観念されるのか、こころの鎧をはずして、なんでも話してくださるようになります。

そしていつしか初めてお会いした時とは、全く別人になってしまいます。

本が出版となる頃には、自信にあふれて、キラキラ輝き出す方がとても多いです。私がこの仕事を続けてきた理由も、著者さんのそんな様子を何度も見たいからでもあるのです。

私自身がまず、本を書くことで恐ろしいほど人生が変わりました。ごく平凡だった主婦の私は、夫が重度のアスペルガーであることから、結婚生活を卒業して自立の道を歩むことを決意します。文章を書くことだけは得意だったことと某カリスマ編集長主宰のキンドル出版コミュニティに飛び込むこんだことがきっかけでこの世界に入りました。

まずは自分の息子のこと(不登校で5年間家に引きこもっていた)を本に書いて、世の中に知らしめたいとキーボードを打ち始めます。ウソ偽りのない息子の不登校、母親の私の気持ち、家族の在り方を全部伝えたい、誰にも相談することができず、どこかで苦しい思いをしているお母さんの力になりたいと思ったのが出版のきっかけでした。そしてこの本がかなりの反響を得ました。

有名でもなんでもない私の本に60以上ものレビューがつき、「どんな医学書よりも参考になった」「私も頑張れそうです」「背中を押してくれてありがとう」「真っ暗だったけれど、一筋の明かりが見えました」「大変なことだらけなのにコミカルに書いてくれて救われた」などなど、皆さんの心を少しだけ動かしたのは事実のようでした。

それからの私は、結婚を卒業し(離婚です)、引っ越し、キンドルプロデューサーとして仕事を始め、周りの人々がガラリと変わり、今は湘南で一人暮らしをしながら仕事をしています。わずか7年の間にここまで変わりました。本を書かなかったらこんなことにはなっていなかったと思います。

そして今は本作りにいそしむ毎日ですが、本を出すことで変化していく著者さまを見ているうちに「これはセラピーではないか」と気づきました。だって皆さん、心を開いてその感情と向き合い、大きくジャンプしていかれるから。微弱ながらもお手伝いできてるな、という実感が日に日に増していくのです。

なので来年度から「ライティングセラピー出版」として、より充実した本作りを進めていくことにしました。
https://no1n2.hp.peraichi.com/

今回ライティングセラピー出版希望の方を10名限定で募集することにしました。自分の本を作りたい、出版してみたい、そう考えていらっしゃる方には大きなチャンスです。一緒に本を作って新しい自分に会いにいきませんか?

まずはお話をゆっくり聞かせて頂き、ご納得いただいた方から本作りに入らせて頂きます。出版メニューにはエッセイやイラスト、写真集に対応できるミニ出版もございます。応募要項をご一読頂いたうえ、ご連絡ください。本を作る作らないを抜きにして、まずは一度お話しましょう。あなたのお話を聞かせてください。皆様のご参加をお待ちしています。

~ライティングセラピー募集のお知らせ~
https://no1n2.hp.peraichi.com/

pay forwardで行動していきます、ありがとうございます☆