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毎日のきろく

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日々の雑文です。
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#映画

2024年の1作目はPERFECTDAYS

1日は「映画の日」だということに、毎年元旦を迎えてから気づく。今年は2023年12月31日に「明日じゃん」と気づき、元旦から映画を見ることができた。映画館の会員なので予約さえできれば、いつでもエグゼクティブシートを取ることができる。サイドテーブル付きのシートはお隣との距離が確保されているし、リクライニングするし、6回に1回は無料になる。今の若い人たちはスマホで十分らしいけれど、映画館通いは私にとって欠かすことのできない娯楽である。 新年なので気持ちの良い映画が見たくて、ヴィ

自己肯定感の低い人の考え方

自己肯定感という単語はビジネスに使われまくっている感じがしますが、先日「自称・自己肯定感の低い人」のある話を聞いて、私と真逆の考え方するんだなと呆気に取られたのでそのことを書いてみたいと思います。 私と真逆……ということは、そうです、私は自己肯定感がとても高いです。というか、自分を低く見積もる理由がどこにも見当たらないのです。他人に厳しく自分に甘く、「私ってすごい!天才!」と舞い上がることもあるし、「私、可愛い奴だよなぁ」とニマニマすることもあります。変ですよね。でも本当な

オバから若い世代におすすめ映画

「最近の若者は……」と言い始めたら年寄りになったということですが、今日は説教ではなくて、今の若い人たちにぜひ見てほしい映画があるので紹介させてください(※私は1962年生まれの61才)。 最近は「恋人なんかいらない」とか「恋愛は面倒くさい」とか、若い人たちは恋愛に興味がないらしいとかチラホラ聞きますが、メディアが大袈裟に騒いでいるだけなのかもしれず、真偽のほどはわかりません。 29才になる娘は恋愛体質で王子様を見つけて結婚しているので、さらにわからないのですが、ただ何とな

パーマネント野ばら

電子書籍のお客様から「すっごくいい」と教えてもらった西原理恵子原作の「パーマネント野ばら」を観た。確かに「すっごくいい」としか言いようがない笑。パーマネント野ばら店の娘である菅野美穂の状況が、途中から「…あれ?」と引っかかり始め、話が進むにつれて、悲しみがどんどん伝わってきて、最後は胸にじ~んとしみる。小池栄子もすごくよかったし、彼女の演技を超えたような演技は昔から好きだ。いい女優さんだと思う。パーマ屋さんを切り盛りしている夏木マリの超カッコよくて、どうすればああいう芯の通っ

雨のなかスキップして帰る

みなさんの大好きなギレルモ監督。もちろん私も大好きなので、Shape of waterはすぐに観に行きました(パシフィックリムは理解不能)。さて、感想です。 特筆すべきはイライザ演じるサリー・ホーキンスの表情。なんの変哲も無い日常を淡々と送っていたところ、美人さんじゃないのに、恋をしてからどんどんきれいになってく! 甘い雰囲気に輝きが増し、みるみるチャーミングになっていく様子が、本当に恋してるんじゃないのこの女優さん…と思わせるほどの演技力でした。 ピュアなこの…(な