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蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく

3月5日は啓蟄でしたのね
冬ごもりをしていた虫たち(生き物)が目覚める日

この数日あんまり寒いもんだから 手をすり合わせながら「寒い寒い」
と念仏のように唱えていて 季節の移り変わりなど無頓着
二十四節気に心を寄せる事もなく無為に過ごしていた
しかし
虫たちは敏感だった

部屋の中で何かがピョンと跳ねたから よく見てみたら
ちっこいバッタだった


あたりを見回してみたら 5~6匹見つける事ができた
どうやら 秋のうちに部屋にとりこんだ鉢植えの土の中から孵化したらしい
すごいね 卵の中にいる段階から季節を感じ取っているなんて。
自分の鈍感ぶりが恥ずかしい

あんまり小さいので 大きさを測ってみると

5mmだね
さすがは不完全変態の代表種
生まれた時から ちゃんとバッタのカタチをしている
これから何回脱皮を繰り返し大きくなっていくんだろう?
小さいながらもすごい生命力だな

私もそろそろ真冬のモコモコ防寒着を脱皮して
春に向けて身軽に飛び跳ねるぞ


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