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福島日帰り旅行と芸術について


 4ヶ月も前のことなんですが、1月に福島県の棚倉町辺りへ、日帰り旅行に行きました。さすが冬の東北、電車から降りた瞬間の寒さに笑ってしまいました。
 旅の目的は友人が棚倉町で個展をしていたからで、なんでも彼の大学の先生の故郷とからしいです。
 友人の画業や個展のこと等々を、投稿しても良いそうなので↓にプロフィールをあげときます。彼とは短い期間同じ職場にいたことが縁になりました。

 正規の美術教育を受けていない人の芸術は、アウトサイダーアートと呼ばれたりします。その意味で、自分は絵を描くことにおいてアウトサイダーになります。友人の大橋君は、正規の美術教育を受けた人です。ファミレスで彼と世間話をする時に、絵画の基礎や美術史等、耳学問になってしまうかも知れませんが、聞かせてもらうことがあります。

 そんな美術に関して王道側の彼も、趣味嗜好はやや変わっている、アウトサイダーです。特に映画はポーランド映画や台湾映画をこよなく愛していて、すごい知識量を持っています。彼からしたら、真の芸術表現や本物志向を追い求めていると、そういう所に行き着くらしいんですね。
 
 自分も絵を描いたり、文章を書いたりするんですが。自分の良いと思う表現方法を模索すると、確かに方向性を掴めた気がしたこともあって、でも路に迷ってしまうこともあって。結局停滞するとかは、自分の芸術や精神の寄って立つところが曖昧だからなので、それは自分で創り続けながら見つけないと駄目なんですね。まずは、自分の感性で納得いくものを描けるように。
 
 根本的にというか、人間的にというか自分もアウトサイダーなので、規範とか思い込みに囚われずに自由に表現しようと思っています。


 棚倉城跡の大けやき

個展の会場の辺りをブラブラしていると棚倉城跡がありました。

樹齢600年の大けやきです。江戸幕府誕生時にはすでに200歳でした。
色鉛筆画


 
 異様な雰囲気の欅の大木でした。この頃は冬なので葉がついてません。今頃はあの巨体に新緑が生えていることでしょう。
 

 

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