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山の神(龗)へ捧げる感謝と祈り

大雨が降り続ける7月初めの日曜日、初めて因島へ。翌朝、弁当を詰めて仕事に出る支度をしていたら(唐突に)どばばばばーーーーーっと降ってきた。山に感謝し祈る行為が、雷のことや電子レベルのやりとりまで含めて脳天から落雷したかのように分かったのです⚡

今までの体験や情報も合わせ、書きながら調べていますが、散らかった思考であちこちに飛びます。全ての裏を取っているわけではなく、あくまで自分の体感ベースです。科学的知識は足りないので、用語の使い方が間違ってたらすみません。ここのところ龍だ亀だと書いていますが、ぜんぶ「山のこと」なのです。

実は、書きかけの記事を数週間も放置していました。梅雨明け後で初の本格的な雷雨の祝福が今日の夕方から数時間続いていて、この記事のことを思い出したので続きを書いています。ゴロゴロゴロ⚡️


山に祀られる水神・雷神=龗、女神、龍、亀

雲が湧き雨が降り、山から川が生まれて湖や海になる。それは恵みでもあるけれど、激しい雷雨や風雪には壊滅的被害も受ける。そうしたことが人間の力を越えた存在によるものと考えた先人たちは、山を神として祈りを捧げるようになった。その象徴(願い)として祀られた水神・雷神=龗(おかみ)が、竜神・蛇神信仰の元型。龗(おかみ)とは水や雨雪を司る神。 山の雨を司どるのが高龗(たかおかみ)、谷の雨を司どるのが闇龗(くらおかみ、「くら」は「谷」を意味)とされることもあるが、両者は同じだとする説もある。また、「おかみ」は龍の古語だったとのこと。さらに調べていくと、宗像三女神が高龗、闇龗、罔象女神(みつはのめのかみ)と同一であるという説や、龗(すべてひっくるめた呼び名)が瀬織津姫であるという説も見受けられる。

亀も神の使いとされ、海沿いでは龍宮神話、山間部でも雨乞いなど水にまつわる伝説が多い。亀姫(乙姫)のイメージもついてまわる。そして出雲の神社は、ほとんどが六角の亀甲紋(亀)。
*海からやってくる龍蛇神とされるセグロウミヘビの六角形の鱗が由来という説もあります(2023.12.24追記)。

わたしは最近1ヶ月以内で、リアル亀さんに2度も遭遇している。運転中の車をバックさせて亀さんを安全な場所へお連れしているのだけど、出会ったのは2回とも神社の手前だった。笑 そんなことをSNSで報告していると、自分も亀を見た(連れて帰った)とか、亀型の雲を見た!という友人が何人もいて、カメカメ言っているわたしを思い出して連絡をくれたりする。亀型の雲はわたしも見たし、夏至の日にはなんと、天河帰りの友人が亀型の巨石(益田岩舟)からZOOMでつないでくれるという貴重な体験もできた。

ニホンイシガメ (希少な在来種)です。準絶滅危惧種。
連れて帰りたいのを必死で我慢する可愛さ・・・

ところで巨石・磐座は山の象徴(ミニチュア)で、通信装置、エネルギー増幅装置でもあり、高いところにあれば海洋移動する人たちの目印にもなる。山それ自体が神社の御神体であることは多い。わたしは神社にいくとき、本殿の真裏へも行ける場合は必ずまわってお祈りする。龗が祀られている神社は全国にあり、貴船(漢字は違う場合もある)神社などもそう。

島根県・木次神社(來次神社)の龗神。本来は別の場所にあったものが移されている。

すべては電子の動きから

土地が人為的破壊によってバランスを崩した場合、電子レベルで異変が起こる。例えば水脈・風脈を破壊することで淀みが生じ、土壌が変わり、生物多様性に影響が及ぶ。土地に発生した電位(エネルギー)変化は、そこに住んだり通過したりする人の体内に干渉する。いったん受けたその影響は、場所を移動しても解消しない場合もある。そして、人から発せられたものも同様に、空間(大気)や物質に影響を及ぼす。

生物の体内でも同じことが起きる

雷が発生することで大気と土地の電子が交わり、放電によってバランスが整うように(雷の参考資料は後述)、生命体においても調整が必要になる。人間の場合、他の人の手を借りた方がいい時もあるし、一時的に不調があっても時間が経過して回復することもある。元々は誰にでもその能力が備わっているはず。もちろん、身体の扱い方を含め暮らし方が影響する。食べ物だけでなく体内の「水」を美しくしてバランスを整える必要がある。水は通電性が良いと認識されているが、水に溶けた物質によって伝導率が違う。たとえば 海水(塩水)は、砂糖水より伝導率が高い。つまり塩も重要。

土壌中の電子の話は、三浦さんの「ねじねじ」を利用した農業も同じ。
土壌が良くなる=窒素固定のみならず菌類・微生物ちゃんたちがワッショイ!なので、これも人の腸内で起きていることと同じ。腸は脳だから、情報を受け取るのは腹(肚)で、認知するのが脳であり重要なポイントが松果体。だから地下の世界が大事だと言い続けている。

放電は癒しの浄化システム

見えないものに敏感な人は、脳で認識して言語化や可視化することは出来なくても、周囲の環境や様々な情報を体(腹)に受け取っている。そして、妙な肩こりや頭痛が続いたり、使っている機械類が次々と壊れたり、事故に遭ったりするのは、体内の電子バランスに何か大きな変化が起きていると考えられる(いい意味でも悪い意味でも)。

神経システムが電気信号のやりとりで出来ているのだから、思考も感情も同じ。生物同士も、環境と生物も、言葉にしなくても伝わるものは伝わる。その信号が流れる重要なポイントや出入口として、身体にチャクラや経絡がある。チャクラは良く知られている7つだけでなく、もっとたくさんある。

土地(地球)にもチャクラがある。エネルギーバランスの狂いが土地に生じた時、人間の感情でいうと「怒り」や「悲しみ」として伝わってくる場合がある。地震が起きる前に必ず悲しくなる、という友人がいるし、地震の前に頭痛がする人もいる。気圧でも電位が変化するとしたら、低気圧頭痛も理由は同じかもしれない。重力と気圧も関係しているのだから、月の位置による重力が地球上の生きものの生命リズムに影響する。男と女の体が電位的に違うという話も、夏目祭子さんの本で読んだばかり。女は自家発電できるらしい!フリーエネルギー装置。電子が−極から+極へと流れるので、女性から男性へエネルギーが流れるとのこと。それはまさに「放電」! 

感謝の念を送る・祈ること

バランスを取り、よい循環を取り戻す方法はいくつかあるのだろうけれど、感謝の念を送る・祈ることは一番シンプルに誰もが出来る。それが地球の乱れたエネルギーを戻せる一つの方法なのではと思う。本来の祈りは、神々に自分勝手な願いを押し付ける事ではなく、感謝と必ずセットだったはず。これは自分自身に対しても同じことだから、乱れたものを受け取りやすいときは自分の内側を先に整える。不運や悲劇としか思えない出来事も、何かしら自分がバランスを崩していたために起きたと知るきっかけになる場合が多いから、感謝できるようになると苦痛から解放される。

祈りとは、神の「意に乗る」こと。
さらに、このような記事を見つけた。

祈りは息や神聖なものを宣言することを指しています。つまり生命の宣言です。生命の根源の響きをことばに乗せて響かせる。生命を根源から生きることという意味です。生きるということの具体的な姿は生命の根源から息をするということ、つまりいきいきと生きることが「いのり」の意味です。この解釈から考えると、人間は弱い存在だから祈るということではないとわかります。鳥が大空を舞い、魚が水の中を泳ぐというのは、自然本能として普通に行っていることです。人間の場合も自然本性として祈るのです。

(中略)

「祈りは何をもたらすのか」という問いに対し、祈りには現実的な効力があるということをご理解いただけたとか思います。私たちは宗教者のものだと思われている祈りを万人に開放し、私たちが自然本性として祈っているという理解をしなければなりません。いきいきと生きることが祈りなのですから、いきいきと生きている人は自然と祈っているのです。そして、生きることと祈ることの間に深いつながりがあることに早く気がつくべきではないでしょうか。

京都府立医科大学名誉教授  棚次正和氏のスピーチ

そして、いわゆる「龍を開放する」ことの意味は、山そのものの力を封じ込めずに存分に発揮していただくことだと思う。そして山の女神や水の女神、わたしの氏神様でもある玉依姫は、龍の力(玉・魂)を受け取って人々に伝える役割の巫女。

山の力は地球の生命活動の一部で、水の流れと共にすべて(四元素)が循環して繋がっている。人間は、そのつらなりのちっぽけな一部であると同時に、全てと一体化したものでもある。そもそも自己か他者か?なんてことが意味をなさない世界だとしたら争いが起こるはずもない。

以前、自己心理学や発達心理学を学んだ時、自己と他者の区別が出来なかったら精神崩壊しそうだし、なにより不安じゃないかと感じたけど、自己の概念が未発達とされる赤ちゃんは自我が生じるまで、この世にいることが不安だろうか?母親という、自分と一体化した存在が近くにいて守ってくれたら、それだけで幸せ。意識や概念と関係ない「魂」レベルでは、きっとそうだと思う。

感謝や祈り、あるいはすべてを包む「愛」を他の言葉に置き換えてもいい。幸せホルモンも実際に分泌されているだろうから(オキシトシンとか)、祝福光線とか、とにかく馴染みやすいイメージで、まずは自分自身にたっぷりと。自分が満たされたら、まわりの人や世界へ発することで増幅されていく。自分に出来る範囲で、無理しなくていいからやってみる。これは無料のお薬。

<参考資料>

*島根の高校生が、雷が落ちた土壌と植物の成長について実験している。(2017/4/1の記事)この実験では電子そのものの変化ではなく窒素量の変化で測定。 

そもそも宮沢賢治が、農学校教員時代の授業で雷と作物の出来との関係に触れていたらしい。

*雷のメカニズム。雷は巨大な「放電現象」
”積乱雲が発達すると雲内で氷の粒がこすれあって静電気が起こり、雲の上層と下層で電荷が偏ります。この偏った電荷を中和するため、雲から地面に向かって放電します。これが、落雷(対地放電/対地雷)です。”

*アーシングの話

*もっとマニアックな電子視点からのアーシングの話

*低気圧空気における負極性沿面放電の電位分布(論文)
読んでないんですが(笑) 概要によると「気圧が低くなるに伴い、放電が伸びやすくなる様子を、電位分布測定より確認した」とのこと

最後に。因島での体験は長くなるので省きましたが、きづかせてもらった青陰山へ愛と感謝をこめて。守ってくださって、ありがとうございます∞

そしてタイトル画像は「みずからうまれる」でした。

「みずからうまれる」2023.6.3. アクリルガッシュ  , パネル 34.6x58.5cm
Lake.∞ @eautonalite *絵の正しい方向は決めていません。


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