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映画の名前にちなんだお酒を飲んでみませんか?

「映画の名前を伝えると、その映画をイメージしたカクテルを作ってもらえる。」

そんな夢のような場所をご存知だろうか?
渋谷にある、「八月の鯨」というバーだ。

メニューにも名作の数々がずらりと並んでいるのだが、メニューに載っていない映画でも、伝えればちゃんとそれに合ったカクテルを提供してくれる。

わたしが頼んだのは、大好きな作品である「ビフォア・サンライズ」という映画。

アメリカ人青年ジェシー(イーサン・ホーク)と、ソルボンヌ大学に通うセリーヌ(ジュリー・デルピー)は、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い…そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた…

電車で偶然出会った男女が、ウィーンの街を歩きながらただただ話しているだけの映画。

なんと言っても魅力的なのが二人の会話。哲学的で、文学的。

BGMもほとんど使われず、出演者もほぼこの二人だけなのにも関わらず、ぐっと惹き込まれる作りになっているのがすごい。

全三部作のうちの1作目が本作で、「ビフォア・サンセット」「ビフォア・ミッドナイト」と続いていく。

話が脱線したが、この映画にちなんだカクテルを頼んだ。
出てきたのは、こんなに美しい色合いをしたカクテル。

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カクテルにはあまり詳しくないので、何が入っているのかは忘れてしまったが、明け方の空の色を描いているような、絵画のようなカクテルだった。

見た目はさることながら、味も上品で美味しい。

他にも、「ビューティーインサイド」「LEON」など様々な映画のカクテルを注文してみたがどれも素敵なカクテルを提供してもらえた。

外で飲みに行く機会が減っている中でも、とても心の洗われる体験だった。
三密には気をつけつつ、たまには外でこんな風に素敵なお酒をいただくのも悪くない。

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