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わたしが作ったのは、ポトフなのである

昨日、わたしはポトフを作った。

ポトフとは:
フランスの家庭料理の一つ。 鍋に塊のままの牛肉、野菜類に香辛料を入れて長時間煮込んだもの。 フランス語でpotは鍋や壺、feuは火を示すため、「火にかけた鍋」といった意味になる。

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厳密にいうと、香辛料は使っていないし長時間煮込んだわけでもないので、あれはもしかしたらポトフとはいえないのかもしれない。コンソメベースのスープに、野菜を突っ込んだだけの名もなき料理なだけかもしれない。

でも、「ポトフ作った」というだけで、なんだか料理ができる素敵女子のような雰囲気が醸し出されるような気がして、とても不思議だ。

実際、ちょっとした実験として「昨日ポトフ作ったんだけどね!!!」と会社の同僚に話すと2人中2人が「え、すごいね!」と一言目に返してきた。ポトフ、というなにかよくわからないけれどどこかお洒落な響きを含ませた言葉がそうさせているのだ、コンソメベースのスープに、野菜を突っ込んだだけの料理なのに。

やっぱり、そう考えると名前ってとても大事なのだ。

同じ物事でも、違う名前がつくだけで全く違うもののように捉えられることが、往々にしてある。

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例えば、こういうファッション。
今はおそろコーデではなく、シミラールックと呼ぶらしい。なんかお洒落に聞こえなくもない。

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例えば、この色。
水色といってしまえばそれまでなのだけど、ティファニーブルーと表現した瞬間に上質な雰囲気が漂う。

名前ひとつで、印象が変わってしまうのは本当に興味深い。

だからわたしは、「ポトフを作ったよ」と言い続けようと思う。



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しらも

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福岡生まれ。やわらかく、たくましく。